茨城キリスト教大学

2018年度ファンショーカレッジへの海外留学生 TN 9月分報告書

【カナダ】ファンショーカレッジ
T.N.(現代英語学科)
Fanshawe College 【CA】

みなさんこんにちは。カナダに来て早くも1ヶ月経ちました。こちらでは毎日驚きや発見、予想外のことが次々と起こり、あっという間の1ヶ月でした。9月半ばころから急に寒くなり、最低気温が1桁になってきましたが、今のところ体調を崩すようなこともなく、毎日元気に生活しています。

今回は学校での授業の様子とホームステイについてお話したいと思います。

学校ではEAP(English for Academic Purposes)というプログラムを受けています。ここには中国人や韓国人などたくさんの国の生徒がいます。また年齢も様々で、同い年くらいの人から年配の方まで幅広い年代の方がいます。授業は全部で3つあり、午前10時から午後2時40分の間にそのうちの2つの授業を受けます。一番長い授業は1コマ2時間半ありこの授業が週に4回あります。わたしは2時間半という長い時間の授業は今まで受けたことがなかったため、途中で集中力が切れないかと心配していましたがいざ授業を受けてみると2時間半という時間はあっという間に過ぎてしまうことがわかりました。週に1,2つのテストが毎週あり、また課題やプレゼンテーションの準備などもあるので、一緒に留学に来た友達やクラスメイトとよく図書館を利用して一緒に勉強しています。

次にホームステイについてお話します。
わたしのホストファミリーはフィリピン人の家族で、お父さん、お母さん、おじいさんと3歳の男の子がいます。それに加えてわたしと同じ留学生としてフィリピン人の同い年の女の子がいて、今はこの6人で生活しています。こちらに来たばかりの頃はホストファミリーが英語を話していたり、フィリピンの言葉を使っていたりだったので混乱することがありましたが、毎日話しているうちにこの生活にも慣れてきて、今では何個かフィリピンの単語を使えるようになりました。ご飯はあまりカナダっぽいものではなく、日本のごはんに近いもので、わたしはほとんど毎日白いご飯を食べています。
決まり事が何個かありますが、その中で面白かったのが洗濯です。この家では洗濯は平日の夜7時以降か週末と決まっています。理由を尋ねてみると、カナダでは水道料金が時間帯によって変わるからとのことでした。日本ではこのようなことがなかったので面白いなあと思いました。

また、わたしの家族はお誕生日を盛大に祝うらしく親戚や友達みんなで集まってお誕生日をお祝いするということが今月は2回ありました。そのうちの1回はわたしのホストファミリーのおじいさんで、前日の夜から次の日にかけてたくさんの料理を作り、風船を膨らまして部屋を飾り付けてお祝いをしました。親戚の集まりの中にいるのは疎外感があるかなと考え、心配していましたが、他の家族も同じようにホームステイの子を受け入れていて、その子たちを連れてきてくれたので、疎外感を感じることもなく楽しめました。全部で40人近く集まりましたが、みんな優しくたくさんお話できてとても有意義な時間を過ごすことができました。

こちらに来てから、歩いていると声をかけられる機会がよくあります。日本ではこのようなことはあまりありませんが、犬の散歩をしているおじいさんと一緒に散歩をしたり、いきなりお隣の家に招待されたり、洋服を褒められたりといったことがこちらに来てからありました。カナダの人はとてもフレンドリーな人が多いのだなと思う反面、周りの人をよく見ているのだなと感じました。日本人だよね?と聞かれることが多いので、わたしは日本人ですと答えても恥ずかしくないような行動や格好に気をつけて残りの留学生活を送っていきたいなと考えています。
また、わたしはかわいいポストカードを見つけては日本に手紙を書いて送っていますが、はじめてのエアメールがちゃんと届いたときの感動は大きく、良い息抜きにもなるのでこちらも続けていきたいです。これから更に寒さが増すので体調管理には気をつけて有意義な時間を過ごしていけたらいいなと思います。

街のマンホール
お誕生日の飾り付けの様子