茨城キリスト教大学

2018年度ファンショーカレッジへの海外留学生 TN 8月分報告書

【カナダ】ファンショーカレッジ
T.N.(現代英語学科)
Fanshawe College 【CA】

みなさんこんにちは。カナダに着いてから早くも6日が経ちました。今回は留学が決まってからカナダに到着するまでについてお話しようと思います。

3月に内定を頂いてから約10回のオリエンテーションを行い、必要な書類や登録しなくてはいけないものを揃えてきました。わたしたちは飛行機のチケットを取る前にホームステイの登録をしてしまったがために一つの問題が発生してしまいました。わたしたちはホームステイの開始の日付があやふやなまましてしまったがために、ホストファミリーの都合上あとからホームステイの開始日を変更することができず、宿泊先がない日が何日かできてしまったのです。そこで、カナダに住んでいる友人に連絡を取り、数日間泊めてもらうことにしました。彼女が日本に来ている間に仲良くなっていたおかげで助かりました。

準備の段階で一番大変だったのはやはり荷造りでした。こちらの気候や生活習慣がわからず、何をどのくらい持っていったらいいのか全く予想がつきませんでした。わたしは人よりも少し寒がりなため、8月終わりでしたが半袖などは持たず、全て長袖長ズボンを持ち、出国の日も寒さ調節できるように薄いウィンドブレーカーを持っていきました。日中は長袖で十分でしたが、夕方は冷えるのでこのくらいでちょうどよかったです。衣類の他に持ってきてよかったと思ったものは洗濯ネットです。まとめて洗濯する習慣があるため、脱いだ衣類を洗濯ネットに入れておけば洗濯するときに分類したりする手間が省けて楽にできました。

また、わたしは機内持ち込みの手荷物の一番下にノートパソコンを入れていたため、出国審査のときに一度荷物を全部出さないといけなくなってしまいました。このようなことを避けるために、荷物を入れる順番にも気をつけるべきだと思いました。これらの他に、カナダに来て乾燥が気になったのでボディクリームを買いに出かけましたが、日本で買うよりも数倍高く、日本で買って持ってくればよかったなととても後悔しました。お金は現金2万円分とクレジットカードを持っていきました。今の所現金を使う機会はないので、このくらいでちょうどよかったかなと思いました。

飛行機の中では離陸時に我慢出来ないくらい耳が痛くなってしまいましたが、特にこれといった改善方法が思いつかず、眠って耐えることにしました。前日にあまり寝てなかったのもあって、飛行機の中では機内食の時間以外のほとんどを眠って過ごしました。眠っている間に耳の痛みはなくなっていました。わたしたちの乗った飛行機はカルガリーでの経由便で、一度荷物を受け取って入国審査を済ませ、再度荷物を預けなくてはいけませんでした。事前にHISの方には乗り遅れることはないと言われていましたが、時間に間に合わず乗ることができませんでした。友達と飛行機の席は離れてしまいましたが、後の便に振り替えてもらえたので無事にカナダに到着することができました。

預けていた荷物を受け取る時、偶然にもわたしと同じスーツケースが流れてきました。わたしは事前に取っ手のところに目印としてバンダナを巻いておいたので見分けることができましたが、何も目印を付けずにもし取り違えていたらと思うとゾッとします。

8月末のカナダの気候は日本でいうと10月中旬くらいでとても過ごしやすいです。近所を散歩していた時にリスや鹿と出会いました。リスが居るのはそんなにめずらしいことではないそうですが、鹿に会うのは貴重だと言われました。横断歩道の信号が赤と青ではなくマークだったので、進んでいいのかためらい渡りそこねてしまうということが何回かありました。日本では味わえないような経験をたくさんさせてもらい、毎日驚くことの連続でとても楽しく生活しています。今の所カルチャーショックもホームシックにもなっていませんが、今後自分がどう変化していくのかも楽しみです。