茨城キリスト教大学

2018年度ファンショーカレッジへの海外留学生 NT 7月分報告書

【カナダ】ファンショーカレッジ
N.T.(現代英語学科)
at Fanshawe College 【CA】

カナダに来て3ヶ月が経ちました。3ヶ月目はファンショーガレッジの2ターム目ということで、カリキュラムにも慣れ、クラスメイトとの距離もレベル当初と比べると随分と近くなったように思います。クラスはレベルが一つ上がり、先生が変わりクラスの雰囲気が若干変わったものの、大きな変化や問題はなく順調に過ぎていきました。クラスメイトとの距離が近くなったことで、放課後に一緒に出かけたり、週末にショッピングに出かけることも増えました。そのおかげで、クラスメイトの出身国の文化を教えてもらう機会が多くなり、いろいろな国の文化を英語を通して学ぶことの楽しさを味わいました。また、前回述べたSunfestは多国籍の料理が一か所で味わえるということで、たくさんの人が集まっていました。友達と参加しましたが、友達の友達が加わり、交友関係が広がるきっかけとなりました。 

毎週参加しているバトミントンは、参加するたびに新しい友だちが増え、なおかつ英語を話せる機会が増えるということで、以前よりも足を運ぶ機会が増えました。課題に追われて忙しいときでさえ、図書館で彼らと一緒に勉強するようにもなりました。私が英語でうまく表現できないときは、私が正しく言い直せるまで会話のテンポを一時的にゆっくりとしてくれたり、手伝ってくれたりと彼らには本当に感謝しています。この3ヶ月で気づいたことは、英語を話せるようになるために、英語を通して趣味や好きなことをすると飽きずに楽しんで効率よく勉強できるということです。ただ机に向かって勉強するだけでは、私の場合集中力があまり持ちません。バトミントンをしながら英語を話せるこの環境は私にとって、とてもありがたく素晴らしい環境だと思います。

ほんの一週間前にバトミントン仲間の一人が、在籍大学があるトロントに帰るということで、他の友達と一緒にお別れ会を開きました。一緒に車で同じオンタリオ州内のGrand Bendのビーチに行き食事をした後、友達の一人が私たちに一列に並ぶように言いました。そしてトロントに帰ってしまう友達を中央に置き、それぞれの国の言葉で別れの言葉を言いました。中国、韓国、ベトナム、フィリピン、日本、カナダと6ヵ国語でそれぞれが別れの言葉を告げたあと英語で言い直しました。私は英語と日本語と少しの中国語しか話せませんが、それぞれ出身国の違う友達が、彼ら自身の言語で彼らの思いを伝えていた姿に言葉の壁を越えた感動を味わいました。

とても素晴らしい時間でした。また先月は日本のカレーとうどんを作って、ホストファミリーに振る舞いました。日本のカレーはあまりスパイシーでなく甘くて食べやすいと好評でした。うどんもめんつゆの味に驚いていて、喜んでもらえてとても嬉しかったです。

この報告書を書くたびに1ヶ月が過ぎるのが早いなと感じます。同時にもっとカナダに長く滞在できたらどんなに嬉しいだろうかと考えます。残りの日数を数えると悲しくなりますが、有意義に悔いなく過ごしていきたいと思います。