茨城キリスト教大学

2018年度ファンショーカレッジへの海外留学生 NN 10月分報告書

【カナダ】ファンショーカレッジ
N.N.(現代英語学科)
Fanshawe College 【CA】

留学期間も残り半分となりました。木々が紅葉し始め、季節の変化を感じるほどの期間、こちらに滞在していることを実感します。
こちらへきてから、少し不思議に思うことがあります。たまに日本の一番端から端まで車でどのくらいかかるかと聞かれるのですが、日本では茨城から栃木のような短い距離ならば車で何時間かかるという言い方をしますが、車で移動出来ないような長い距離の場合、あまりこのような言い方はしないですよね。代わりに実際の距離をいうか、飛行機や新幹線などのかかる時間を伝えると思います。わたしがこちらで会った人々はバンクーバーからロンドンまでのような遠い距離、実際には車で移動するような距離でない場合も車で何日かかるというような言い方をします。これは、陸続きであるカナダと島国である日本の考え方の違いかなと思い、おもしろい発見でした。さて導入が長くなってしまいましたが、今回は、生活の様子についてお話ししていきたいと思います。

平日は10時から2時40分まで学校なので放課後は図書館で課題等をするという流れです。学校に本格的なジムが設置されており、学生証があれば無料で使うことができるので、勉強に余裕があるときは、放課後に行くこともあります。最近では、ホストマザーのダイエットに付き合って、夕食後に一緒に散歩をしています。ロンドンは自然が綺麗な街なので、ウォーキングも楽しみの1つになっています。ホストファミリーとの約束で、夕飯は17時半に食べると決まっているので、その時間までに家に着くようにしています。わたしの家族は人数ぴったり分だけ夕飯を作るので、友達と外にご飯を食べに行くなどで夕飯を家で食べないときは、事前に伝えておきます。ホームステイをする場合、ホストファミリーに、予定を事前に伝えることはとても大切です。わたしは、ホストファミリーに家で一人で夜を過ごすのは不安だと伝えてあるので、週末にホストファミリーが泊まりがけで出かけてしまう際などは、ホストファミリーの親戚の方に家に滞在してもらっています。休日は、友人とお昼ご飯を食べに行ったり、バスに乗ってショッピングモールへ買い物に行くなどして過ごしています。土日でも学校のジムは空いているので、運動をしたいと思ったら行っています。勉強や課題との兼ね合いで、だいたい土日のうち1日は息抜きの日、もう1日は勉強の日というリズムができています。

次に食べ物についてお話しします。わたしのホストファミリーはカナダで生まれ育ったので、食卓に並ぶのはお肉やパン、パスタなどが中心です。わたしの場合、日本にいた時よりも野菜や果物を摂取する機会が減ってしまったので、ホストファミリーに頼んでサラダや果物を買ってきてもらっています。また、わたしは日本食が大好きでたまに日本食を欲する時があるのでアジア系の食材が売っているスーパーへ行って、日本の食べ物を買っています。インスタントの味噌汁を買いだめしています。また、ホストファミリーへ月に一度日本料理を作ることになっているので、その場合もアジア系のスーパーで買い物しています。カナダへ来たばかりの頃、ホストファミリーに遠慮してあまり好きではない食べ物も無理をして食べたりしていましたが、長い期間生活するには我慢ばかりでは続かないので、好きな食べ物や嫌いな食べ物ははっきりということにしています。

二ヶ月経ってこちらの生活に抵抗がなくなり、今では一人でショッピングに行くようにもなりました。こちらへきた当初は、一人で出かけるのが怖く、家にいるばかりだったのですが、迷ったら誰かに聞けば大丈夫というくらいの軽い気持ちでいられるようになりました。あと残り二ヶ月ですが、せっかく慣れてきたのでこれまでの二ヶ月よりも充実したものにしていけたらと思います。