茨城キリスト教大学

2018年度ファンショーカレッジへの海外留学生 NN 8月分報告書

【カナダ】ファンショーカレッジ
N.N.(現代英語学科)
Fanshawe College 【CA】

これから毎月1回ずつファンショーカレッジでの留学の様子をつづっていきたいと思います。カナダについて、3日が経ちました。まだ体がカナダの時間や環境に慣れず、昼間に眠くなったり、夜に眠れなくなったりしています。私は、時差や外国の環境に適応するのが遅く、体調を崩しやすいことを自覚していたので、プレイスメントテストよりも1週間ほど早く着いてゆっくりする時間をとりました。もう一人の長期で留学する友達と短期の学生たちと一緒に成田空港からカルガリー経由でトロントへ行きました。トロントへ着くのが夕方だったため、その日はロンドンへは移動せず、ホテルへ1泊しました。経由地であるカルガリーでトラブルがあったので、そのことについて書いていきます。

カルガリーでいったん飛行機をおりて入国審査をし、スーツケースを受け取とり、荷物検査を受け、乗り継ぎ便に乗り換えるはずだったのですが、わたしだけ入国審査で引っかかってしまい、ほかの留学生とはぐれてしまいました。別室で待っている間に乗り継ぎ便を逃してしまい、後の便に振り替えてもらいました。長期で留学する友達には、手荷物検査の列で会うことができたのですが、短期の学生とはカルガリーで会うことができませんでした。

わたしが入国審査で引っかかった理由は、study permitをもっていないからでしたが、それは6ヶ月以上留学する際に必要なもので、わたしの留学期間は4ヶ月だったので、なぜその理由で引き留められたのか分かりません。入国審査の際に学校へ通う期間が記載されている入学許可証を見せたのですが、それでもなおstudy permitが必要だと言われてしまいました。ここで反省点としては、留学期間を入学許可証だけではなく口頭でも4ヶ月であることを確認し、なぜわたしがstudy permitが必要なのか尋ねることや、一緒に長期でカナダへ来た友達は、study permitの有無を問われることなく入国審査を通っていたので、その旨を伝えることができていたら、スムーズにいったのではないかと思います。

カルガリーで入国審査をなんとか通ったあと、当初乗るはずだったトロント行きの便のチェックインや、スーツケースを預けるのが遅くなってしまい、振り替えてもらった便でトロントについた際、私のスーツケースが2つとも行方不明になってしまいました。カウンターで行方を調べてもらい、どの便に乗っているかわかったので、その便が到着する時間に再び取りにいきました。私たちがトロントのピアソン空港に到着したのは20時で、スーツケースが到着したのは22時半だったので、もしこの日ホテルへ宿泊せず、ロンドンへ向かうことになっていたら、スーツケースの到着を空港で待つことはできなかったので、それは不幸中の幸いでした。これまで外国に行った際、入国審査で引っかかったことやスーツケースが行方不明になったことがなかったので、正直今回も何も問題は起こらないだろうと思っていました。いざ、自分の身に起こると焦りと恐怖で、冷静に対応することはできないものだなと思いました。事前に問題はつきものであるという心構えでいるといいかなと思います。

留学のはじめから問題が発生し、やり遂げることができるのか不安になり、日本に帰りたい気持ちになりましたが、現在はファンショーから茨城キリスト教大学に短期で留学にきてくれた際に仲良くなった友達の家に、もう一人の友達と泊めてもらっており、その友達や家族が携帯ショップに連れて行ってくれたり、庭でボンファイヤーをしたりと親切にしてくれて、カナダに滞在することやこれから初めて体験する様々なことが楽しみになってきました。この友達やその家族の方が、困ったことがあったらいつでも連絡してきていいと言ってくれたので、とても心強いです。日本にいるうちに現地で頼れる人を作っておくと、不安が軽減されるし、留学前に憂鬱になった際にもその人にまた会えるという気持ちが支えになるので、おすすめします。ファンショーカレッジから茨城キリスト教大学へは、5~6月ごろ短期留学生が来るので、留学へ行く前に英語の練習や異文化圏の方々とかかわる練習なども含めて、かかわりも持っておくと、国際交流の楽しさを知るきっかけにもなりますし、自分がカナダへ行く際に助けになるかと思います。

庭で行ったボンファイアー