茨城キリスト教大学

2018年度ファンショーカレッジへの海外留学生 MT 7月分報告書

【カナダ】ファンショーカレッジ
M.T.(現代英語学科)
at Fanshawe College 【CA】

7月になりました。今回は、前回紹介したEAPプログラムで私が受けている授業や、学校の雰囲気について書きます。

授業の様子

1クラスの生徒の人数は20人~23人ほどです。カナダ人の先生だけでなく、他の国出身の先生もいて、改めてカナダは多国籍文化だなと感じました。宿題は思ったよりも量は少なく、全くない日のほうが多いです。しかし他のクラスには毎日多くの宿題を出す先生もいるみたいです。海外の学校は宿題の量が多いイメージだったのですが、先生によって違うことが分かりました。ただ、毎週何かしらのテストや提出物があり、慣れるまではなかなか気が休まりませんでした。
また、4週目にはミッドタームテスト、8週目には期末テストがあります。正直なところ、自分と他の学生を比べてしまったり、テストがうまくできなかったりとストレスを感じてしまう日々もありました。そんな時は、友達と話したり、ホストファミリーと出かけて美味しいものを食べたりしてリフレッシュしています。
特にクラスの前でやるプレゼンテーションの課題があると知ったときは少し心配でした。日本語ですら人前で発表するのが苦手な私でしたが、ホストファミリーに協力してもらい、何度も練習したら自信がでて、思うように発表ができました。
また、Appliedの最後の授業ではお菓子パーティーしました。もちろん、海外の学校に通って英語を勉強する中で大変なことやストレスを感じることはありますが、楽しいことや学んだことのほうが大きく、日々成長しているなと実感しています。

学校の施設について

キャンパスのあらゆるところにカフェやサブウェイ、レストランやコンビニがありとても驚きました。カナダの有名なドーナツチェーンのティムホートンズには、毎朝多くの人がコーヒーを求めて列を作っています。学生なら無料で使えるトレーニングジムはとても綺麗で、ストレス発散と運動不足解消のためによく通っています。体育館で友達とバスケットボールやバドミントンをしたりするのもいいですが、初心者でも気軽に挑戦できるボルダリングをするのも楽しいです。
ファンショーカレッジのキャンパスにはゴミ箱がたくさんあります。そのゴミ箱は何種類かに分別してあり、リサイクルに力を入れているという印象を受けました。実は授業で読む教科書やエッセイのトピックでリサイクルという言葉は頻繁に目にしていて、学校だけでなくカナダ全体が環境問題に真剣に取り組んでいるのだと思いました。
学校主催のツアーに参加してCanada's Wonderland という遊園地とナイアガラの滝にいきました。参加費は安く、学校がバスを用意してくれるのでお得なツアーでした。ただ、とても人気なので前売りのチケットを買うのには一苦労しましたが、参加してよかったと思います。

その他、気づいたこと

学校からは様々な方面へ行くバスが出ていて、ファンショーカレッジの学生ならバスに乗り放題です。私は宿題がない日は放課後にバスに乗って街を探検しに行ったりしています。バスで行けるところに日本の食材が売っているスーパーがあるので、そこで買い物をしてホストファミリーに日本の料理を作ってあげました。基本的にスーパーではビニール袋が有料なので、自分で袋を持っていくようにしています。
カナダの人々はほとんどの買い物をクレジットカードでします。自動販売機でさえもクレジットカードが使えるのは驚きました。マクドナルドでは無人のレジで商品を頼みクレジットカードで支払って商品を受け取ることができました。また銀行にもドライブスルーがあります。こうしたシステムはとても効率が良く、ぜひ日本も取り入れてほしいと思いました。

カナダでの留学生活も残り1ヶ月となりました。勉強も頑張りつつ、日本では味わえないカナダの夏を楽しみたいと思います。