茨城キリスト教大学

2018年度ファンショーカレッジへの海外留学生 MT 5月分報告書

【カナダ】ファンショーカレッジ
M.T.(現代英語学科)
at Fanshawe College 【CA】

5月になり街にも緑が増えてきました。まだ肌寒い日も蒸し暑い日もあり、気温の変化が激しいです。今回は留学生活1ヶ月目の様子を書こうと思います。

ホームステイの様子

カナダに来て3日目でカルチャーショックにより落ち込む日もありましたが、生活していくうちに自分のペースをつかんできて今ではすっかりこちらの生活に慣れてきました。ホストファミリーは50代の夫婦で、お父さんもお母さんもとても面白くて優しいです。よく息子夫婦が遊びに来て一緒にご飯を食べたり、家族の誕生日パーティーをしたりしています。やはり現地の方が話す英語は速くて詳しくは聞き取れないですが、私のことを気にかけてくれて「日本では○○ってあるの?」など話を振ってくれます。家族の仲が良いだけでなく、お友達やご近所さんとも仲が良く、先日はお隣のお家でディナーをご馳走になりました。皆さん温かい人ばかりで、安心した留学生活を送れています。

朝ご飯はフレンチトーストやオートミールのお粥を、学校のお昼ご飯には前日に自分でつくったサンドイッチやラップを持って行っています。私のホストファミリーは、体にいい食品を使ったり毎日運動するよう心掛けていたりとても健康志向な家族です。また環境に配慮して消費電力を抑えた生活をしたり細かくゴミの分類をしたりしています。これはホストファミリーによって様々だとは思いますが、私の想像していたカナダ人の生活とは大きく異なっていたので新たな発見でもありました。

放課後は友達と買い物へ出かけたり、家に帰ってホストファミリーとのんびり過ごしたりしています。夜9時まで外が明るいので、夕食後に散歩に行ったりします。休日は友達とダウンタウンへ行ったり、ホストファミリーと映画を観に行ったりしました。日曜日の教会の礼拝に一緒に行きましたが、バンド演奏に合わせて歌を歌ったりしていてとても親しみやすい雰囲気でした。またロンドンには野生のリスがおり、お庭で遊ぶリスを観察するのも日課になっています。

携帯電話について

私はもともと日本でもシムフリーのスマホを使っていました。ホストファミリーにシムを買いたいと相談したら近くのショッピングモールへ連れていってくれました。モール内にはシムを販売している会社がいくつもあり、また、英語で店員と会話しなくてはいけないのでとても緊張しましたが、ホストファミリーが「今すぐ買わなくていいよ。また連れてってあげるから」と言ってくれたおかげで焦らず買い物ができました。基本学校や家ではWi-Fiが使えるので、外でホストファミリーと連絡をとるための電話、メッセージ、250MGのdataのプランで充分1ヶ月過ごせました。

プレイスメントテストとオリエンテーション

私が今回交換留学生として授業を受けるEAPプログラムの授業が始まる5日程前にプレイスメントがありました。テストはListening、Reading、Grammarをパソコンで、Writingは筆記で、Speakingは別室で先生と面談しました。制限時間はなく、その人の能力が完全に測れるまで問題は終わらないシステムとなっています。Speakingの面談では今回ファンショーカレッジへ入学した理由、EAPをクリアした後どうするのかなどを聞かれるので、コミュニケーション能力だけでなく学生の学習目的に合わせてレベルを振り分けているようです。

プレイスメントとはまた別の日に、新入生へ向けたオリエンテーションがありました。ベトナムや中国や韓国からの学生が多い印象を受けました。学内にはカフェやレストランや売店、美容室が多くありますが、Summer Termは学生が少なくて半分ほどのお店が閉まっていて残念です。他にもジム、ビリヤード、ボルダリングの施設や毎週行われる学生自治会主催のイベントが充実しています。またナイアガラの滝やCanada’s Wonderlandというテーマパークに格安で行ける旅行プランもあります。先生やInternational Officeのスタッフもフレンドリーで毎日とても楽しく過ごしています。

ファンショーカレッジ
ダウンタウンで撮ったポスト