茨城キリスト教大学

2023年度イーストサセックスカレッジへの海外留学生 KY12月分報告書

【イギリス】
イーストサセックスカレッジ
K.Y.(現代英語学科)
East Sussex College【UK】

2023年度 12月分報告書

12月に入り、ヨーロッパ全土が最も輝くクリスマスシーズンとなりました。

こちらでは一年の中で大事なイベントがクリスマスで、その時期は家族や友人たちと過ごすのが風習となっているようです。
この時期はイギリスらしく雨が多く底冷えする寒さが続くのですが、街中は色とりどりのイルミネーションで幻想的な雰囲気となり、たくさんの人たちの心を温かくさせてくれます。私もここぞとばかりに、ロンドンのクリスマスマーケットに何度か足を運びました。本場のクリスマスは、やはり美しく何回来ても心躍らせてくれました。

今月は、旅行の多い月でした。

最初に、ヨーロッパの魔法の都と言われている世界遺産のプラハを訪れました。空港から一歩、外を出ると町がふんわりと雪に包まれていて、おとぎ話の世界のようでした。ここ、チェコでICのチャットアワーで知り合ったウクライナの友人と会う約束をしていたのですが、イギリスのストライキの影響で時間が合わず、再会とならなかったのが心残りです。クリスマスマーケットの発祥地といえばドイツと聞き、フランクフルトにも行ってみました。木組みの建造物に、ぎっしりと飾られているオーナメントはロンドンとはまた違った趣がありました。
冬休み前に個人面談がありました。そして、私が一番楽しみにしていたイタリア。ICで知り合った友人の実家、シチリアで1週間を過ごしました。空港で「シチリアへようこそ!」と友人が日本語で書いてくれたパネルを見た時には、飛び上がるほど嬉しかったです。田園風景の中に唐突に現れる旧市街、海に囲まれた旧市街、可愛い小路、一目でシチリアが好きになりました。家族と親戚とのクリスマスイブパーティに参加させていただいたき、なかなか出来ない体験をさせてくれた友人にはとても感謝の気持ちでいっぱいです。grazie di cuore!

冬休み前に個人面談がありました。

先生から「いつも自信が無さそうに見える。君の問題はこれだね」と言われました。確かに思い当たる点が自分でもあります。自分の英語力に恐れを感じ、発言できない事が時々あるからです。頭の中ではわかっていても間違えることに躊躇いを感じてしまいます。完璧に話す必要はないと思っていながらもどこかで100%の英語を求めてしまいます。1月の課題は間違いを恐れず、話すことに焦点を置き授業に参加して行きたいと思います。

そして、一緒に学んでいる留学生との別れの時期でもありました。

母国に帰る友人とロンドンに行き。、食事をして最後まで楽しみました。またいつか会えると思っていても別れは涙が出てしまうものです。沢山のメッセージカードが増えるたびに嬉しさとは反面悲しい気持ちにもなります。それと同時に私の留学も終盤へ向かっていることも実感してきます。まだまだ自分の英語のスキルには満足できません。残りの期間も自分の課題と向き合いながら大切に過ごして行きたいです。