茨城キリスト教大学

2023年度ファンショーカレッジへの海外留学生 YM9月分報告書

【カナダ】ファンショーカレッジ
Y.M.(現代英語学科)
Fanshawe Callege【CA】

2023年度 9月分報告書

学校が始まって、最初は全てが不安でしたが、私が日本人だということを知って日本語で話しかけてくれる人や日本の文化が好きだと伝えてくれる人も多く、初日からたくさんの友達ができました。

クラスは、年齢層が幅広く、同い年の生徒から家庭やお子さんを持っている方までさまざまです。そして出身国も違うので、違う文化について知れる機会が多く、また英語で話すという環境がとても整っていると思います。さらに、私のクラスではたくさんの課題が出されます。一つの課題に数時間かかったり、課題が終わる前に次の課題が出されたりすることが多いので、食事や睡眠以外の時間はよく課題や勉強をしています。授業は文法などの基礎からエッセイを書く応用まであり、生徒の前でロールプレイをすることもあります。そして、日本との違いで大きく感じるのは、授業中の発言や質問です。カナダで受ける授業ではより、授業内に質問や発言がよく飛び交い、みんなが授業に集中し熱心に取り組んでいると感じます。

学校が始まった1週目の週末にはお友達とダウンタウンに行き、みんなでランチを食べ、CDショップや本屋に寄ってダウンタウンを楽しみました。

ダウンタウンには様々な国のレストランがあり、日本食のレストランもよく見かけます。この日は日本のラーメン屋さんでお昼を食べました。日本とカナダでは味や種類の違いがあり、カナダならではの日本食を堪能できます。ダウンタウンに行った後は、ロンドン市で一番大きいショッピングモールに行きました。ファンショーの生徒は、学生証に含まれているバスパスを使ってロンドン市内を移動ができ、いろんな場所にアクセスしやすいです。そのショッピングモールではたくさんのお店があるうえに、日本でも有名なブランドや店舗もあり、見ているだけでもとても楽しむことができます。私は日本から冬用のアウターや靴を持ってこなかったので、冬に備えてダウンとブーツを買いました。

9月中旬ごろから気温が徐々に下がり、最高でも24度くらいで、特に朝・夜と日中の気温差が激しいです。

日本と比べると寒くなるのが早くて驚きました。私は基本的に長袖で過ごしていますが、朝の涼しい時間帯でも半袖やノースリーブで過ごす人を見かけるので、驚きを隠せません。2週目の日曜日には、カナダのビクトリアパークで行われたLucky Lion Night Marketという夜市に行きました。広告の動画を見たときに、日本のお祭りのような屋台がたくさんあり、金土日の3日間の開催だったので興味を持ちました。日本の食べ物がたくさんあり、味も日本と似ていて、久しぶりに日本のものを感じました。また日本の食べ物はカナダの人にも人気のようで、日本食の屋台に長い列ができているのを見たときは嬉しく思いました。

カナダで1か月過ごしてみて一番感じる日本との違いは、知らない人との距離感です。

例えば、話したことのない近所の方が “Hello, how are you?”と声をかけてくださることや、私が学校の廊下で友達を待っているときに、知らない人同士が“Hi, I love your outfit!” “Oh, thanks”と話しているのを聞くことがあります。バスに乗っているときも、よりフレンドリーな運転手さんだと、バスに乗る人ひとりひとりに挨拶とお礼を言って、終点でバスを降りる人みんなに向けて、“Thank you guys! Have a good day!”と言っていた運転手もいました。日本ではあまりない会話や海外らしさに感動し新鮮さを感じています。
 また9月の最終週には、警察官の方が学校に来て、私たちの質問に答えてレクチャーをしてくれる授業がありました。前もって、警察官に質問したいことをそれぞれの生徒が3つずつ考え先生に提出し、その中から質問が選ばれました。他の1つのクラスと合同で行われたのですが、私の質問も選ばれていてそのレクチャーをしてもらいました。

1か月が無事に経過しましたが、

留学はもちろん簡単なことではなく楽しいだけのものではないので悩むこともありますが、自分の目標に向かってこれからも頑張っていきたいです。