茨城キリスト教大学

2017年度オクラホマ・クリスチャン大学への海外留学生 YK 10月分報告書

【米国】オクラホマ・クリスチャン大学
Y. K.(現代英語学科)
Oklahoma Christian University【US】

あっという間に10月になりました。先日、Oklahoma State Fairというお祭りと、Frontier CityというアミューズメントパークにESLクラスの一環として行って来ました。State Fairでは、家族が経営していた小さなサーカス、アミューズメントパークではハロウィン限定のお化け屋敷が心に残りました。とてもよい異文化体験になりました。私はOCにフレッシュマン(大学1年生)として在学しているので、こちらに来てから新しい気持ちで様々な行事に参加できていて嬉しいです。

他には、初めての中間テスト(聖書)、第1回TOEFLが行われました。聖書については、覚える内容は多めでしたが、しっかり勉強して臨めば必ず点がとれるようなテストでした。TOEFLについて、日本にいるときよりも学習時間がゆっくりとれたように感じていましたが、結果は思うようにはいきませんでした。留学をしてから、英会話の能力が上がったようには感じていたのですが、机で黙々と勉強する時間ももっと必要だと目が覚めたような気持ちになりました。限られた時間しかここにいることができないので、もちろん現地の人たちとの交流を最優先したいと思いますが、1人の時間はとことん勉強をしようと思います。実際にいつでもリアルな英語に触れられる今、やっと、机に黙々と向かう勉強もとても大切だと理解できたように思います。現地の生活に慣れてきたので、生活習慣が乱れないように気を付けて頑張りたいです。

また、初めての長期休暇、フォールブレイクがありました。こちらに来て今一番仲良くしてくれているアメリカンの友達と英語吹き替えの日本アニメを見たり、料理をしたりしてゆっくりと過ごしました。また、ICにインターンとして来たことのある学生がミズーリ州からわざわざオクラホマを訪ねてくれました。日本語を専攻しているので、休暇明けに会話のテストがあると言っていました。再会し、少しでも一緒に過ごすことができ、近況を報告し合うことができてよかったです。自分にとっての「外国語」を学んでいるという共通点で、励まし合うことができました。留学すると、新しい出会いがたくさんあるのがもちろん素敵ですが、こうして再会することができて本当に嬉しかったです。何だかまたすぐに会えるような気がしました。このように、国際的に繋がり合えた学生たちと、日本に帰ってもどんどん交流を続けられるようにしていきたいです。文化や考え方が違う中で本当に仲良くなるという感覚は、日本人同士で仲良くなる時と少し違うのかもしれませんが、せっかく打ち解けてきたアメリカンの友達と、これからも様々な話をして、楽しく過ごしていきたいと思います。

インターナショナルの学生のための行事が豊富にあるのもOCの魅力の1つだと思います。日曜日に毎週行われる教会、学生たちが主体となっている各国のアソシエーション(日本のアソシエーションに私は自動的に所属しています)、Third Culture Kids(TCK)という、アメリカ以外の文化経験のある、英語を母語同様に話せる学生が主体となっているクラブ活動などがあり、どんどん参加すればたくさんの人に出会い、交流することができます。ほぼ無料のイベントです。とはいえ、正直に申し上げると、私は大勢の集まるイベントが大好きなわけではないので、最近は個人的に友達と待ち合わせして、2人や3人で過ごすことが多くなってきました。その学生には、図書館でプリンターの使い方を教えてもらったのをきっかけに仲良くなり、よくカフェテリアで話したり、部屋で一緒に勉強させてもらったりしています。国際交流というと、どんどん大勢の人と関わるのが醍醐味というイメージを私は持っていましたし、実際それを楽しめれば一番なのかもしれませんが、たった1人でも何でも話せる友達が出来れば、それは素晴らしいことなのではないかとも感じています。

毎月述べていることですが、OCには優しい学生ばかりなので、いろんなきっかけで仲良くなり、毎日知り合いや友達を増やしていくことができます。イベントでも、自分から話しかけられるのが一番ですが、必ず誰かが話し相手になってくれます。その時は、完璧な英語とは自負できませんが、相手が知らない日本のことを積極的に紹介しています。どうしても英語が出てこないときは、スマホで写真を見せると、「そうか、◯◯のことだね。」というように返してくれて、自分のボキャブラリーも増えるので、いろんな話題に挑戦することで会話を楽しめるようになっていると思います。遠慮せずに話すことが大切だと感じています。

今週はホームカミング(同窓会)の週で、毎日様々なイベントがあります。OCを卒業した人たちがイベントに参加するためにキャンパスを訪れているほか、私たちのようなインターナショナルの学生は、国ごとにOCのクラブと協力してパレードに参加することになります。

だいぶアメリカの生活に慣れてきました。しかし、そのことによって少し中だるみが生じてきているのも事実だと思います。アメリカンとたくさん関わって、友達が増えるのはもちろん楽しいことですが、普通の会話でも頭を使うので、急にどっと疲れて、机に向かうのが大変な日が増えてきました。次のTOEFLは絶対にパスして、レギュラークラスを受けられるようにしないととてももったいないので、自分をコントロールして頑張っていきたいと思います。