茨城キリスト教大学

2018年度クイーンズランド大学へのセメスター留学生 YK 2月分報告書

【オーストラリア】クイーンズランド大学
Y.K.(現代英語学科)
The University of Queensland 【AU】

今回の2月報告書では、留学全体の振り返りを綴っていこうと思います。

最初のセッションのクラスでは、自分の英語の出来なさをとても感じ、全然自信がありませんでした。その頃申し込んだ東京オリンピックのボランティアの応募フォームには、英語のレベルを初級と打ち込んでいました。また、授業の宿題として撮った動画を見てみると、声がとても小さかったり、うまく次の言葉が続かなかったりしてとてももどかしいです。留学に来ているのに、英語を話さなければいけない度に緊張していました。今となっては全然そんなことはなく、出掛けた先で店員と気兼ねなく話したり、何かしらで隣に座った人と話が盛り上がって連絡先を交換したりという事もあります。まだまだ文法が正しくなかったり、意味が分からない単語も沢山ありますが、間違いをする事を気にしないだけで英語を話すことに対する姿勢が変わってきました。

オーストラリアの方々が優しく、理解するまで聞いてくれるというのも理由の1つですが、英語を沢山話す機会が沢山あると、自然に変わっていくと思います。私の1番大きなきっかけは、EIBCというビジネスのコースを選択したことです。そのコースでは、ビジネスについてのコミュニーケーションやネゴシエーションをすることが授業の大半なので、授業中はずっと英語で話してました。GEという普通のコースよりも断然に話す機会が多かったです。また、そのコースにいた韓国人とタイ人の子ととても仲が良くなって、授業以外でも話したり、遊んだりしていました。他にも、授業で取り上げられるトピックはときどき退屈なものだったり、日本語でも説明するのが難しかったりで、最初はコースを変更しようかと迷ったときもありましたが、ビジネスの先生は授業の進め方を工夫してくれるので、結果的にとても楽しく学べました。それらのことが、今の自分に全てつながっています。

留学をして1番良かったことは、刺激的な毎日を送れる事です。
英語を一日中話す事自体が日本では非日常なので、自分の伝えたい事が言えないともっと頑張ろうと思ったり、逆に相手に伝わったり、新しいフレーズや単語をスムーズに言えたりするととても嬉しくなったりということが、1日に何回もあります。また文化が違うので、店員の接客の仕方の違いだったり、誕生日の祝い方だったりと、毎日異文化を肌で感じられます。日本は多文化ではないのに加え、外国人に会う機会も少ないです。なのでオーストラリアに来てから、価値観の違いをいちいち気にしなくなって、初対面の人とも気軽に話せるようになりました。毎日多くの事を学んで、知る事が出来ました。

もし留学をする事を迷っていたら、後悔することはないので絶対するべきだと思いますし、もしもう留学をする事が決まっているのであったら、ちょっとでも単語や文法を勉強したり、たくさん話す機会をつくるべきだと思います。もしあの時こうしていたらというのはつきものですが、何事もまず、恐れずに実践してみてることが1番大切だと思いました。