茨城キリスト教大学

2022年度韓瑞大学校への海外留学生 TM 10月分報告書

【韓国】韓瑞大学校
T.M.(文化交流学科)
Hanseo University 【KR】

2022年度 10月分報告書

여러분 안녕하세요!! 秋になり韓国では紅葉が見頃を迎えています。

朝晩の冷え込みが激しく、厚手の上着が必要になってきました。
今月は履修登録と語学堂、大学の授業についてお伝えしていきたいと思います。

履修登録について

私たちは韓国の学生と違い、履修登録期間後の変更期間に履修登録を行ったため、授業は2回目から参加しました。そのため後から授業を追加できず、取り消ししかできなかったので、履修登録の際にとりあえず気になる授業は全部入れておくことをおすすめします。ちなみに1学期につき最大で18単位まで取ることが出来ます。
私はグローバル言語協力学科の日本専攻に所属しているので、学科科目の授業2つと、外国人留学生用の授業3つ、大学とは別に語学堂で2つの授業を履修登録しました。シラバスには授業名しか書いておらず、実際に授業を受けてみたら想像していた授業と違ったということもあったので、履修登録をする時には周りの先生方や学科が同じ韓国の学生さん達に色々と聞いてみることをおすすめします。

語学堂について

語学堂では語彙・文法を学ぶ授業、聞く授業、話す授業、読む授業、書く授業があり、それぞれ週に2回ずつあります。クラスも1(初級)、2(初級)、3(中級)と分かれています。私の場合は特にレベル分けのテストなども受験せず、いきなり3(中級)のクラスに入ることになったのですが、授業の内容もそれほど難しくなく、先生方もゆっくり簡単な韓国語を使って授業してくださるのでほとんど聞き取ることが出来ています。私の場合は大学の時間割の関係上、「話す」と「聞く」の2つだけ授業を取っています。クラスは20人弱程で、半分ぐらいはモンゴル人でした。その他にもベトナム、ラオス、タイと多国籍なので、韓国にいながら様々な国籍の友達をつくることが出来ました。

大学の授業について

学科科目の授業や教養科目の授業は当然ながら韓国の学生と一緒に受けます。そのため、語学堂や外国人留学生用の授業と違って、先生方の話すスピードも速く話している単語も難しいため、全部を理解するのは難しく感じました。私が履修している日本語専攻の授業は、2年生から受けられる日本語講読という授業と、4年生から受けられる実務日本語セミナーという授業です。私たち留学生は学年に関係なく履修することが出来ました。
日本語講読では教科書1ページ分ぐらいの日本に関する長文を読んで単語や文法を学びます。教科書を読みながら、日本と韓国の生活や文化の違いについて改めて知ることが出来るので面白いです。

実務日本語セミナーでは、ビジネスで使われる日本語の敬語表現について学びます。日本語でも韓国語でもビジネスの敬語表現となると単語や言葉遣いも馴染みがないものが多く、個人的に試験勉強の時にかなり苦労しました。

外国人留学生用の授業では時事韓国語、歴史で学ぶ韓国語、生活文化の中の韓国語という3つの授業を履修しました。学科科目や教養科目に比べると易しい方だと思いますが、授業の難易度は授業によってバラバラな気がします。また、留学生もTOPIK6級を持っている生徒もいれば全く韓国語が話せない生徒まで様々でした。

今月は中間試験があり、少し忙しかったですが、なんとか乗り越えることができました。

また、大学では体育祭が2日間にわたって行われ、語学堂では全州にある韓国村に行ってきました。韓国村ではビビンバやインジョルミという日本でいうきなこ餅を作ったり、韓服を着たりと貴重な体験をすることができました。

早いもので留学生活も折り返し地点に来ました。1学期と言わずせっかくなら1年間留学するのもありだったかなとも思うほど毎日が充実して楽しいです。留学が終わって後悔のないように、これからも1日を大切に、勉強だけでなく今しかできない思い出も引き続きたくさん作っていきたいと思います。