茨城キリスト教大学

2023年度ファンショーカレッジへの海外留学生 SI10月分報告書

【カナダ】ファンショーカレッジ
S.I.(現代英語学科)
Fanshawe Callege【CA】

2023年度 10月分報告書

早くも10月が終わり、留学生活にもだんだん慣れてきていました。

カナダは日本に比べて寒くなる時期がとても早く、朝や夜中にはマイナスの気温になる日が増えてきました。朝の登校時にはダウンジャケットが欠かせません。
留学生活も2ヶ月目になり、10月には大きなイベントが2つありました。毎年10月の2週目になるとThanks Giving Dayという祝日があります。家族や親戚が集まり、豪華なご飯を囲んで収穫の恵みに感謝をする日です。私はホームステイをしているのですが、料理上手なホストファザーが早朝から夕食に食べるローストターキーやデザートなどを準備してくれました。ホストファザーからこの行事について詳しく教えてもらいながら私も準備を手伝い、初めて経験する行事にワクワクしました。食事を囲んで感謝をしている事を伝え合うそうですが、私は感謝したいことが沢山あり、何を伝えるか迷いました。この日は大勢が招かれ、とても美味しいディナーと共に素敵な時間を過ごすことが出来ました。

10月の上旬頃から通学路の家々にハロウィンの本格的なデコレーションが見られました。

ハロウィンが近づいてきた頃、友人を家に招き、ホストファザーが用意した大きなカボチャでジャックオーランタンを作りました。31日当日には、仮装したかわいい子供たちが大きな袋を持ってお菓子を貰いに家を訪ねてきました。「Trick or Treat」と家の玄関をノックされ、私も「Happy Halloween」と言いながらお菓子を配りました。友達と仮装したりお菓子を食べて楽しんだり、日本の雰囲気とは違って、海外で経験するものはとても新鮮に感じました。ホストファミリーがとても温かく、様々な体験をさせてくれながら私の生活を支えてくれています。

私の学校では1つのタームが8週間構成で進んでいきます。

秋タームが始まった9月から約2ヶ月が経過し、課題やプレゼンテーション、そしてファイナルテストまで、一つ一つ無事にクリアしながら1つのレベルを合格して終了しました。最後の大きなテストが終わった後は次のレベルに進むまで1週間の短期休暇があります。休暇中にはダウンタウンに遊びに行き、友人のアパートにある機器を借りて映画を観ました。また、友人に誘ってもらい、ナイアガラの滝を見に行くこともできました。カナダのオンタリオ州とアメリカのニューヨーク州の国境に位置する世界三大瀑布の1つであり、一度は訪れてみたいと思っていたので、実際に行けてとても嬉しかったです。誘ってくれた友人は何度か訪れたことがあるようで、景色がよく見える場所を案内してくれたり滝の裏側を見に行ったりと、とても迫力があり壮大な景色に感動しました。滝の周辺には、テーマパークのような小さな街もあり、様々な食べ物やアトラクションを楽しむこともできます。お土産の施設も充実していたので、カナダに来たら絶対に訪れることをオススメします。ナイアガラの滝からトロントにも移動し、有名な場所を一つ一つ回って紹介してくれました。また今度時間ができた際にゆっくりトロント観光することも考えています。

満喫できた休暇もあっという間に明け、新しいクラスでの学習が始まりました。1つレベルが上がり、私は今レベル9のクラスで学習しています。

始まってからまだ数日程しか経っていませんが、前のレベルに比べると急に難易度が上がったような気がします。初日から小テストが2つもあり、少し大変な冬タームになりそうです。しかし、自分が成長できる環境に身を置けて学習できるとポジティブに考えるようにしています。前のレベルのクラスからの友人も何人かいるため、引き続き彼らとお互いに支え合いながら今学期も頑張っていこうと思います。