茨城キリスト教大学

2023年度ファンショーカレッジへの海外留学生 SI1月分報告書

【カナダ】ファンショーカレッジ
S.I.(現代英語学科)
Fanshawe Callege【CA】

2023年度 1月分報告書

年が明けてからすでに1ヶ月が経ち、私たちの留学生活もそろそろ終わりに近づいてきました。

「私たちがカナダにいられるのも、あと〇日しかないんだね」と一緒に留学に来ている友人と話しながら時が過ぎる速さにとても驚いています。

前回の報告書で述べた通り、少しだけ年末年始のイギリス旅行について報告したいと思います。

イギリス留学中の友人を訪れ、ロンドンや彼女がよく行く街、そしてホームステイしている所など様々な場所を案内してもらいました。まず、イギリスの2大イメージである『天気が悪い』『ご飯が美味しくない』というイメージは大外れ、天気も良く、食べたご飯もとても美味しかったです。自分はカナダで勉強をしているため普段聞く英語は私たちが幼い頃から勉強してきたアメリカ・カナダ訛りの英語ですが、イギリスに着いた途端から聞こえてくる会話全てがブリティッシュ訛りで、「英語の環境には慣れているはずなのにこんなにも聞き取れないものなのか」と自分自身とてもびっくりした記憶があります。空港で自分の行きたいところについてスタッフに声をかけて会話してみたり、入国時の案内を聞いてみたりして、同じ英語でもアクセントが違うという知識はあったもののそれを現地で感じられたことがなんだか嬉しかったです。そして私がいるカナダはイギリスと歴史的に関係があり、そのため私がカナダでステイしている場所もロンドン市という名前になっているのですが、イギリスで電車やバスに乗った際にカナダで見かける地名をたくさん発見することもできました。また、映画の撮影地である大英博物館に連れて行ってもらったりと、今までは話でしか聞いていなかった知識や場所を実際に訪れたり確認することができた有意義なイギリス旅行でした。

1月8日からまた新しいタームが始まり、私は最終レベルの10のクラスで勉強をしています。

レベル8や9で英語の勉強を終わらせ、ファンショーのセカンダリープログラムに進む生徒が多いため前回からのクラスメイトも数人しかおらず、クラス全体としても13人ととても少人数なクラスです。基本的な活動には変わりないものの、レベルが上がるごとに専門的な内容になっていくため、やはり大変なタームだと感じています。ディスカッション、エッセイ、完成させるエッセイに使うエビデンスのためのリサーチなどを今までにないほどたくさんします。私にとっての最終タームもすでに1ヶ月目が終わり、先週にはMidtermも受け終わっており今は5週目に入っています。

たくさん課題があっても金曜日の夜にはできる限り完成させ、週末には友達との時間を作るようにしていて、それをモチベーションにして頑張ることができています。

授業で使う英語とはまた違った日常会話も大切だと思っているので、自分の英語力のためにも友人とたくさん話す機会を設けるようにしています。1月になってからはまた違う友達がホームパーティを開いてくれたり、放課後にお宅に呼んでくれて皆でムービーナイトを楽しんだり、そして先週は私の20歳の誕生日もあったため、私の家に友達を呼んでピザパーティーをして過ごしたりしました。ホストファミリーがアイスケーキをオーダーしてくれて、『誕生日の人はケーキを切る前にお願いごとをしてからカットするんだよ』と教えてくれました。プレゼントもたくさんいただいて、幸せな誕生日を迎えることができました。1月の初めにあった成人式もカナダにいるため参加することができなかったのですが、日本にいる友人が電話をかけてきてくれてリモートで参加させてくれて、帰ってきたら私のために同窓会を開こうねと話してくれているので帰国後の楽しみもできました。

学校が始まってすぐ体調を崩してしまった事も報告しておこうと思います。

金曜日から週末にかけて体調が悪くなったので授業を欠席することはありませんでしたが、自分は普段体調を崩すことがないため、かなり辛く感じた体調不良でした。私は友人にアドバイスを受けてポカリなどスポーツドリンクの粉を持ってきていたため、それがとても回復の助けになりました。日本で普段体調を崩さない人も、環境がかなり変わるため1回は体調を崩すと思っておいたほうがいいです。体温計や冷えピタ、水に混ぜて飲める粉もあまりかさばらないので荷物として持ってくることをおすすめします。体調が回復した後も咳の症状が続いてしまったのですが、周りの友人達が心配してくれて、数人から咳止めのシロップや錠剤やマスク、のど飴などをいただきました。「必要なものがあったらなんでも言ってね!ストレス溜め過ぎないでね!」と声をかけてくれる暖かい人達がたくさんいてとても嬉しいです。今回に限ってではなくいつも思っていることではありますが、私は周りの環境や友人にとても恵まれているなと強く感じた月でした。自分が充実した留学生活を送れているのも素敵な人たちに囲まれているからなのだなと身にしみて感じています。

帰国が近づくにあたり来年度の準備のことも考え、帰国日を変更し3月の中旬に帰国することにしました。

そのため私たちの留学生活も残り1ヶ月と数日となり、あっという間に終わってしまうんだろうなと思って生活しています。帰国日が決まった今、家族や友人に早く会いたいという気持ちと、カナダでの友達と別れたくないという気持ちで複雑な感情です。周りへの感謝を忘れず、悔いのない残りのカナダ生活にしたいと思いす。