茨城キリスト教大学

2019年度リンネ大学への海外留学生 RS 9月分報告書

【スウェーデン】リンネ大学
R.S.(現代英語学科)
Linnaeus University 【SE】

2019年度 9月分報告書

スウェーデンにきて1か月がたちました。今回は授業の仕組みについて、メインに書いていこうと思います。

リンネ大学は4月~5月の時点で授業を登録することが可能であり、その時点で1セメスター分の授業を決めます。単位については授業の長さによって決まっており、1か月の授業であれば、7.5単位、2か月なら15単位、1セメスターなら30単位となっています。私たち留学生は30単位をとることを前提とされているため、1か月ごとの授業をとるのが一番いいのではないかと思います。ただし、こちらに来て聞いた話なのですが、単位が大きいからといって難しい授業であるというわけではなく、難易度は授業によるそうです。

また、春の登録する時点で授業の難易度を確認することが出来るので、そこで確認してみるといいと思います。

その後、初めのオリエンテーションで説明されるのですが、自分の登録した授業をオンラインでまた再確認しなければいけません。授業が始まる1週間前から、LADOKというサイトでREGISTRATIONをすると授業が確定になります。このサイトで登録しないと4月~5月に登録した授業も取れなくなる可能性があります。登録が出来たら、次はTIMEEDITというサイトで自分の教科を登録します。これによって1か月の自分の予定を確認することが出来るようになります。このようにスウェーデンの授業で驚いたことは、授業登録や授業の予定を確認するために多くのサイトを活用しなければいけないという事です。茨城キリスト教大学のようにオフィシャルサイトもありますが、ほかのサイトも使わないと時間割が確認できないというのは私にとって驚きでした。

次に今月私のとっていた授業についてお話ししようと思います。

私がとっていたのはSwedish culture leisure and sportという授業で毎年人気の授業です。この授業では主に講義を受ける授業と、実践的に体育の授業をするものの2種類に分かれています。講義では主にスウェーデンのスポーツの歴史や体育の授業のシステムについて学びます。また、講義はムードルにのっている資料にも基づいているので、事前に読み進めておくと授業が楽に進められると思います。実践的な授業では、軽くキャンプのようなことをしたり、スケートをしたり、楽しいことがたくさんありました。スケートでは滑って頭を打つというハプニングもありましたが、幸いケガにはいたらなかったのがよかったなと思いました。スウェーデンの授業は講義などに参加する出席点のようなものはなく、課題がどれだけこなせたかによって成績がつけられます。しかしながら、私は講義もしっかり参加することをお勧めします。

最終試験以外の課題がレポートを書くものなのですが、授業の内容ももちろん参照して書くことが出来るので、出席は義務でなくとも参加したほうが有意義だと思います。

また、この授業の最終試験はプレゼンテーションでしたが、大半の授業の最終試験はレポートを書くことだそうなので、英語でものを書く力はかなり必要になってくると思いました。私自身英語でレポートを書くという事にとても苦戦したし、ものを書くという事は、自分の説を確立するための文献を読まなければいけないという事にもつながるので、読み書きの力は本当に大切だなと痛感しました。また、最終試験のプレゼンテーションでは英語を母語としている方々との差も感じました。私も自分の伝えたいことが英語でスラスラ表現できるように今後も頑張っていこうと思いました。

最後にスウェーデンでの授業は日本とは全く異なったシステムで戸惑うことも多いですが、身になる経験がたくさんできているなと実感しています。

また、私が経験したことが次に留学する方の助けになればいいなと思っています。そして来月は寮での暮らしやスーパーについて書いていこうと思っています。