茨城キリスト教大学

2019年度リンネ大学への海外留学生 RS 8月分報告書

【スウェーデン】リンネ大学
R.S.(現代英語学科)
Linnaeus University 【SE】

2019年度 8月分報告書

スウェーデンにきて一週間が経とうとしています。

初日は成田空港からまずヘルシンキに行き、その後飛行機の乗り換えをしてデンマークのコペンハーゲンに行きました。そこまでの乗り換えはスムーズで、荷物もどこか行くということなく案外すいすい来ることができてしまうものなんだなと思いました。そこからベクショーに行くのに電車に乗らなくてはいけないのですが、まず切符の買い方が難しかったです。

次に行く方のために少しレクチャーを。

まず、スウェーデンのストックホルム行きのような入り口の近くにある切符を買う場所で買えます。ベクショーに行くには路線を選ばなければいけないのですが、1つしかないのでそこは大丈夫です。一見特急電車の様に見えますが、日本でいうところの常磐線や山手線のようなものなので、一度券を買えばどの時間の電車にも乗ることができます。その後プラットホームに行くと電車の時刻表が見られるので、ストックホルム行きではなくカルマル行きにのるとベクショーに着くことができます。一つ気を付けなければいけないことは電車が時間ぴったりには来ないことです。なので電車に書かれている情報を常にチェックするといいと思います。駅に着くとリンネ大学の生徒が大学まで連れて行ってくれるのでそこからは彼らについていくといいと思います。私は事前のメールで寮の鍵を受け取れるのは12時から19時までといわれていたのですが、その時間外でもしっかり受け取ることができました。寮についてはマットレスもないと聞いていたのですが、実際行ってみるとベッドとマットレスがあり、ないのは枕と掛布団でした。

スウェーデンの夜は8月に行ったとはいえ少し冷えるので初日は寒くてあまりよく眠れませんでしたが、2日目に駅の近くの家具屋さんに行って必要なものをそろえることができました。

ショッピングツアーやIKEAツアーも予定されていますが、到着から4日~6日経ってからだったので、もし余裕があるなら駅前に行くかバスに乗ってショッピングモールに行くことをお勧めします。私と一緒に行った先輩もそうして2日目には大体の必要なものをそろえることができました。3日目からは、そこから3日間かけてオリエンテーションがありました。毎日情報量が多いので処理することだけでも精一杯ですが、やらなければいけないことは要点を絞って話してくれるので割とわかりやすかったです。またリンネ大学にはバディシステムというものがあり、オリエンテーションから授業開始まで2日ほど休みがあるのでその間にFIKA(スウェーデンの3時のおやつ的なもの)などをしながら質問してみると解決すると思います。

私自身もバディとの会話の時間の中で心配に思っていることを話せたので不安なく学校生活を迎えることが出来そうです。

また、1週間がたった今日には初めての授業がありました。内容はオリエンテーションとクラスメイトのことを知る事でしたが教室内だけではなく屋外での運動もあり日本と比べて授業形態に差があるなと感じました。またどのオリエンテーションでも言われることなのですがFIKAについてたくさん話を聞きました。先述したように先日はバディとFIKAをしましたが、今日は教授と市内のカフェでFIKAをしました。困っている事やわからないことの相談にお茶をしながらのってくれるというスタイルはとてもいいものだなと思いました。

またスウェーデンで重要視されるのはLAGOMです。

ラゴムと読むのですが、日本語にすると「可もなく不可もなく」になります。ありすぎてもよくないけど全然ないのもよくないので、程よく生活していこうといった意味だそうで、これもオリエンテーションの中で何回も言われました。郷に入れば郷に従えというように私もこのラゴムの精神で毎日生活していこうと思っています。