茨城キリスト教大学

2022年度イーストサセックスカレッジへの海外留学生 RM 11月分報告書

【イギリス】イーストサセックスカレッジ
R.M.(現代英語学科)
East Sussex College【UK】

2022年度 11月分報告書

サマータイムも終わり、日照時間も短くなってきて冬が近づいてきたと感じます。 今回は、私の休日、ホストファミリーとの過ごし方について紹介していきたいと思います。

学校が終わると、友達との予定がなければそのまま家に帰り、夕飯までに宿題を終わらせ夕食後は6歳のホストブラザーとボードゲームをしたりホストファミリーとテレビを見たりして過ごしています。イギリスのバラエティー番組を見ていると、イギリス英語でも地域によって訛りがあります。ホストファミリーが地域ごとのアクセントの説明をしてくれますが、アイルランドあたりの英語は私にはまだ字幕が必要で、とても強いアクセントを聞き取るのが難しいです。

放課後に友達と遊ぶ時は、パブに行くことが多いです。

イギリスのパブはバーの要素が強いので、夕食を自宅でとってからパブに行く人がほとんどです。休日はブライトンへ買い物やレストランに行ったり、ロンドンの観光地へ出かけたりしています。ロンドンまではルイス駅から電車で、学割を使い往復2500円ほどで行けます。学割のレイルカードは、学校に記入する紙があるのでそれを駅に提出するだけで作ることができます。年会費30ポンドで、すべて3分の2の値段で切符を買うことができるので、イギリスに留学するならレイルカードを作ることをお勧めします。

また、友達との予定がない休日は、飼い犬の散歩へ家族と一緒に行くこともあります。この間はルイスから車で15分くらいのところにあるサセックスの観光地、セブンシスターズに連れて行ってもらいました。写真では見たことがあっても、実際見ると言葉に表せないくらいとてもきれいで感動しました。

11月の上旬には、ルイスでボンファイヤというイギリス最大規模のお祭りがありました。

7つの地域の人々がそれぞれ違う伝統衣装を着て火を持ち、パフォーマンスをしながら路地を夜通し行進するお祭りです。大砲や爆竹がいたるところで鳴り響き、とても過激で日本では考えられない雰囲気でした。ルイスは小さな町ですがお祭りの規模はとても大きいので全国から人が集まります。しかし混雑防止で電車も動かないので、行くことが難しいです。そのため、ルイスに住んでいてこのお祭りを見ることができ、とても特別な経験になりました。

語学学校では学生の入れ替わりが激しいので、短期滞在の学生は数週間から2か月ほどで帰ってしまいます。

仲良くなった友達ともお別れをするのはとてもつらいです。しかし、ほとんどの生徒はヨーロッパから来ているので、友達が母国に帰った後に旅行を兼ねて会いに行くことができます。今回はスペイン人の友達が家に招待してくれて、バルセロナへ行ってきました。友達の車で様々な観光地に連れて行ってもらい、スペイン料理のパエリヤやタパスなどもごちそうになりました。たくさんのおもてなしを受け、とても人に恵まれているなと実感しました。そしてたくさんのスペイン文化を教えてもらいました。街を歩いていても知らない人にあいさつや会話をしていて、バルセロナはとてもフレンドリーで優しい印象でした。母語は違いますが英語で意思疎通ができたので、英語を学んできてよかったと思いました。しかし自分の実力は全然足りないとも感じたのでまた日々の学校、勉強を頑張っていこうと改めて感じました。そして12月の冬休みでほとんどの学生が母国に帰ってしまうので、残りの短い時間を大切に過ごそうと思います。