【カナダ】ファンショーカレッジ
N．T．（現代英語学科）
Fanshawe College【CA】
2022年度 1月分報告書
寮の退去命令
私はファンショーカレッジの敷地内にある寮に滞在しており、12月で授業を最後にしてのんびりとカナダで過ごす予定でした。しかし、突然寮から出ていくよう通達が来ました。なぜなら、フルタイムの授業を履修していなければ寮に滞在する資格がないからです。私はそれを知らずに入寮したため、驚きが隠せませんでした。もし寮に住む場合は、EAPの授業をいつまで続けるのかを考えて帰国の計画を立てると良いと思います。
友人たちとの別れ
突然の退去命令から帰国まで１週間しかなく、私は急いで友人たちに帰ることを伝えました。すると一番仲の良かった中国人の友達は、すぐに会おう！と言って、メッセージを送った次の日の昼にハンバーガーを奢ってくれました。そしてその週の土曜日に、友人とその弟、そして友人の職場の同僚と私4人でThe REC Roomというアーケードゲームがたくさんある場所へ行きました。帰りに美味しい中華料理店に行き、お腹いっぱい食べました。友人は遊ぶ時にいつも奢ってくれるし、車も出してくれるので本当にありがたい気持ちでいっぱいです。日本食をたくさんあげたので、気に入ってくれると良いです。
次の日にはまた違う中国人の友人が、プレゼントを渡したいと連絡をくれました。彼は月と星のネックレスとプレゼントしてくれたので、私も日本食をプレゼントしました。彼とは同じクラスになったことはないのですが、一度一緒にボーリングへ行き仲良くなりました。一度しか会っていないのに、こんなに良くしてもらえるなんて、本当にありがたいとしみじみ思いました。
帰国準備
日本に帰るまでに銀行口座を閉めなくてはいけないのですが、クレジットカードに少々問題があるため帰国までに閉められず、とても困りました。毎日チャットや電話で詳細を聞いてどうにかできないか奮闘しました。一度直接会って話そうと思い、伝えたいことを正確に伝えるために聞きたいこと、なんとかしたいことを全て紙に書いて支店に持っていくと、特別にメールで口座を閉められるよう対応してくれました。
カナダ留学を終えて
私は今回の留学をしてよかったと心から思います。まず、留学前よりも英語力が伸びていると感じることです。日本人留学生が多いと言われるカナダですが、ロンドンという田舎の大学には日本人はほぼおらず、必ず英語を話さなくてはいけない環境です。また、トロントへ行けば日本人対応の場所もたくさんあるので安心です。授業では、特にリスニングの授業が日常生活に役立っていると感じます。電話対応やアメリカ旅行へ行った際、大体何を言っているのか理解できたからです。授業を受けている時は大変でしたが、受けてよかったと思います。
このカナダ留学で１番に思うことは、人に恵まれたということです。 EAPを通じて素敵なたくさんの友人を作ることができ、銀行やエージェントなど全力でサポートしてくれる人に出会えたことは、本当に運が良かったと思います。運というよりも、カナダは優しく温厚な人が多いからかもしれません。 もしカナダでの交換留学を検討されている方がいらっしゃいましたら、私が全力でお勧めします。本当に素敵な5ヶ月間でした。
