茨城キリスト教大学

2017年度ファンショーカレッジへの海外留学生 NT 12月分報告書

【カナダ】ファンショーカレッジ
N. T.(現代英語学科)
at Fanshawe College【CA】

明けましておめでとうございます。ついに年が明け、留学生活も残り約2ヶ月となりました。報告書で何度も書いていますが、本当にあっという間に時間が過ぎています。あと2ヶ月しかないことに驚きを隠せません。残り2ヶ月、後悔しない留学生活を送っていきたいと思います。

さて、今回はクリスマスをテーマに書いていきたいと思います。アメリカやカナダではお正月よりもクリスマスを盛大に祝います。私はホームステイしているので、実際にカナダのクリスマスのお家での過ごし方を経験することができました。カナダのクリスマスは日本のお正月の過ごし方と似ています。日本のクリスマスは家族と過ごすというよりかは友人と過ごすことが多いと思いますが、カナダでは家族が一つの家に集まりパーティーをします。私はホストファミリーと、ホストマザーの弟さんのお家にお邪魔しました。食事は七面鳥やサラダ、ポテト料理を頂きました。日本では七面鳥はマイナーなものだと思いますが、カナダでは感謝祭やクリスマスで必ず出てきます。とても美味しかったです。

クリスマスの目玉といえば、プレゼント交換です。一人一つプレゼントを用意して、一人があるポエムを詠み、rightと聞こえたら右に、leftと聞こえたら左に回すという方法でプレゼント交換を行いました。10人くらいで行い、プレゼントを回すのが大変なほど大きいものもあって面白かったです。私はマフラーとボディークリームやハンドクリームがセットになったものを頂きました。また、ホームステイの家の中にあるクリスマスツリーのそばに置いてあるプレゼントが、最初は飾りだと思っていたのですが、日に日に増えていくので、何かとホストマザーに聞くと、「このうちのいくつかはあなたのものよ。」と言われ、まさか大人になっても、クリスマスプレゼントをもらえると思っていなかったので、とても驚きました。そしてクリスマス当日の朝、プレゼントを開けました。なんだか子供の頃に戻った気分になり、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

実はクリスマスは友人とニューヨークに旅行に行く予定だったのですが、その前の週にニューヨークでテロ事件があったため、正直とても悔しい思いで一杯でしたが、自分の身を優先しキャンセルを決めました。しかし、その分カナダでのクリスマスを堪能し、クリスマスの文化を知ることが出来たので、最終的にはこの判断をして良かったと思っています。

12月は初めてボランティアにも参加しました。内容は、ファンショーカレッジで行う子どもたちが対象のクリスマスパーティーのお手伝いをするというものです。周りに知り合いがいなかったので緊張していましたが、周りの人が温かい人ばかりだったので楽しんでボランティアをすることができ、良い経験になりました。参加賞として地元のバスケットボールチームの試合観戦チケットを頂いたので、ホストファミリーと一緒に観戦しに行こうと思います。バスケの試合観戦は初めてなので楽しみです。

また、イルミネーション巡りもしました。日本ではイルミネーション巡りというと、公園やストリートに装飾されたイルミネーションを観覧するというイメージだと思いますが、カナダではイルミネーションが装飾された一般のお家を巡ります。なので、クリスマスシーズンはイルミネーションを見るためにゆっくりと走っている車を多く見かけます。大きなサンタのバルーンを置いているお家やプロジェクターマッピングを披露しているお家まで様々で、見ていてとても興奮しました。その中でも一番驚いたのは、ラジオと連動されたイルミネーションです。一般の家庭なのですが、ラジオ局を持っていて、クリスマスシーズンになるとラジオでかける曲に合わせてイルミネーションを操作しているそうです。とても見応えがありました。ぜひ、カナダへ留学を考えている方は、カナダでイルミネーション巡りをしてみると良いと思います。

今回の冬休みは、ストライキの影響で期間が短くなり、1月3日から学校が始まります。気合いを入れて頑張っていきたいと思います。