茨城キリスト教大学

2022年度リンネ大学への海外留学生 NH 10月分報告書

【スウェーデン】リンネ大学
N.H.(現代英語学科)
Linnaeus University【SE】

2022年度 10月分報告書

10月に入るとスウェーデンは寒さが段々本格的になってきました。

スウェーデンの気候は曇りと雨が多く、1日を通してどんよりしていることが多いです。

リンネ大学のバディについて

リンネ大学にはバディプログラムがあります。このプログラムでは私のような交換留学生を対象に、リンネ大学の学生とバディという形で繋がることができ、現地での生活について情報交換や交流の機会を得ることができます。渡航前にバディの募集があり、自分の情報をいくつか入力すると大学側がマッチングしてくれます。私のバディはスウェーデン人の女の子で、Växjö市内のお店や学校生活について事前に知ることができました。些細なことでもS N Sを通じてやり取りできたのでとても心強かったです。現地についてからは、そのバディと実際に会うことができました。お気に入りのカフェを紹介してくれて、Fikaを楽しみ、お互いの文化や学校生活について話しました。会う前は、自分の英語力の不安もありドキドキしましたが、時間はあっという間に過ぎて、素敵な時間でした。バディは他に二人の留学生と繋がっているらしく、今度バディの寮に集まってみんなで手作りケーキを食べる予定です。

授業外の活動

リンネ大学のオリエンテーションでかつて日本に留学していたスウェーデン人の先生に出会いました。その先生は現在、高校や大学で日本についての授業を受け持っており、私はそのいくつかの授業に参加することができました。高校の授業では、私たちリンネ大学の留学生と現地の高校生がお互いの文化の違いについてグループワーク形式で話し合います。現地の高校生はPCを使ってノートを取っており、私服でアクセサリーもつけていて、大人びて見えました。この活動をきっかけに、先生と毎週ではありませんが、定期的に家に招待していただき、スウェーデン料理やBBQを楽しんだり、逆に日本料理をふるまったりしました。

また、先生はアイスホッケーの試合に招待してくれました。Växjöには有名なアイスホッケーのチームがあり、かなり白熱した試合を見ることができます。先生はそのチームの大ファンで、年間シートを持っています。クラブチームのユニフォームTシャツを借りて観戦したのですが、試合前の豪華なショーや選手同士の激しいぶつかり合いなど、予想以上の盛り上がりを目の当たりにしました。大人から子供まで声を上げて応援していて、雰囲気がとても良かったです。11月にはリンネ大学の日本語クラスをとっている生徒との交流会があるので、そちらも楽しみにしています。

寮ではたまにお互いの国の料理を作り合います。今回は私主導でお寿司を作りました。

使う道具や調味料に1つ1つに新鮮な反応をしてくれたのがとても面白かったです。また別の日には、同じ寮にウクライナからきた人が何人かおり、ウクライナの餃子を食べました。餃子と言っても私たちが想像する餃子ではなく、中にポテトのペーストが入っており、チーズなどと一緒に食べるものです。食べる前は味の想像が全くできなかったのですが、これがとても美味しくて、余った分もタッパーに入れて貰ってしまいました。

寮について

私の寮はオフキャンパスで大学まではバスで20分、市内のお店や駅が集まるところには歩いて10分ほどで行くことができます。渡航前に、この寮の詳細が現地の不動産から送られてきたときは、先輩方の前例がなく、オフキャンパスだったこともあり不安でした。しかし、Växjö市内はそれほど大きくなく、バスが多く通っているので移動に不便を感じたことはありません。自転車を購入している留学生もいますが、専用アプリでVäxjö市内のバスの1ヶ月定期券を購入できるので、雨が多い気候も考慮すると無理に買う必要はないかと思います。
寮の設備についてですが、すでにあったのは共同で使う料理器具、マットレスとそのシーツ、机、椅子です。カーテンがついておらず最初の一週間ほどはカーテンなしで過ごしました。不動産に連絡すると無料で取り付け工事を行なってくれました。何か不備があった場合はすぐに不動産に連絡しましょう。