茨城キリスト教大学

2017年度リンネ大学への海外留学生 NH 10月分報告書

【スウェーデン】リンネ大学
N. H.(現代英語学科)
Linnaeus University【SE】

秋も深まり、コートが手放せないほど寒くなりました。紅葉のシーズンもすっかり終わってしまい、早くも木々の葉が落ち始めています。10月に入ってしまうと早くも町全体がハロウィン一色になりどこに行ってもカボチャや髑髏などを見るようになりました。日本人にとって冬のような寒さであっても現地の人によるとまだ暖かい秋らしく、一体これからどんな冬がやってくるのか気がかりです。

冬といえば防寒具ですが、私が日本から持ってきた冬服はヒートテック数着のみでした。故に本格的に冷え込む前に全て買う必要があったのですが、私は物価の高いスウェーデンではなくほかの国で揃えることにしました。試験と授業の間のちょうど空いた1週間で中欧に買い物をしに行きました。11月の終わりにVISによるラップランドツアーが決定しているので、マイナス何十度に耐えうるコートやブーツを買う必要がありました。しかし、実際に色んなお店を回ってみると、スウェーデンの方が種類が豊富な印象があります。最終的に防寒具の大部分を旅行中に買い、足りなかったものを地元のショッピングモールで揃えました。

学内にはさまざまなお店やレストランが存在します。コンビニからレストランまで種類が豊富です。さらにLinnéstudenternaに加入すると定期的にクーポンが発行されるのでそれを使うと安く食事を済ますことができます。先輩からカードが発行されると伺っていたのですが、私の代から電子化されて携帯アプリになったので簡単に確認することができるようになりました。しかし言語はもちろんスウェーデン語ですので、自分で解読するかバディや友人に手伝ってもらう必要があります。

コンビニではSIMカードやバスカード、更にはプリペイドカードまで扱っており、チャージもレジで簡単に行えるのでよく使用しています。特に携帯に関しては、comviqというカードを学校から初日に配られたので、自分自身でプランを買えば簡単にインターネットを手に入れることができました。多くの日本人はこの方法に慣れていないかと思います。私もその一人で、特にWifiがない初日は何も知らないまま右往左往していたので、スウェーデン留学を希望する学生は事前に購入するプランを考えたほうが時間もお金も無駄にならないと思います。

さらに、オンラインでプランや教科書などの商品を購入する際に日本のクレジットカードが使えない時がありました。そのような場合はプリペイドカードを現地で購入してしまうことも良いかと思います。

私が行ったレストランの中で一番驚愕したのはピザ屋で食べたケバブピザでした。ランチタイムではピザにキャベツとジュースが付きます。1枚で85クローナなのに対して大きさと上にのっている具が私の想像を超えていました。私は初めてポテトとサラダがのっているピザを見ました。巷で売られているケバブを生地の上にのせて焼くのではなく、焼いたピザの上にケバブとサラダとフライドポテトがのっていたのです。3人でやっと食べきれた量を隣に座っていた学生が一人でペロリと平らげていたのを見て文化の違いを感じました。

10月の終わりには私と友人たちでパーティーを企画してバディを招待しました。全員で日本人が大好きなカレーとスウェーデン人が大好きなシナモンロールを作り仲を深めることができました。ゲームをしたりお酒を飲んだり楽しいパーティーでした。