茨城キリスト教大学

2018年度クイーンズランド大学へのセメスター留学生 MS 12月分報告書

【オーストラリア】クイーンズランド大学
M.S.(現代英語学科)
The University of Queensland 【AU】

こんにちは、今回はハロウィンやクリスマス、年越しなどのイベントでの文化の違いについてお話しします。

まず始めに、ハロウィンについてです。私が驚いたことは、ハロウィンはこちらであまり大きなイベントではないということです。そのため日本のようにハロウィン前にたくさんのハロウィングッズが売っているお店は少なく、また、夜も平日のように静かです。私は海外というだけで日本よりも大きなイベントでワイワイするのかと思っていましたが、そんなことは全然なくそれが私の中では衝撃でした。でも私のホストファミリーの近所では、子供達が仮装をしながら近くの家を歩き回ってお菓子をもらっていたのがすごく可愛かったです。

次にクリスマスについてです。海外のクリスマスと言えば、よく映画に出てくるような大きなクリスマスツリーにたくさんのプレゼントなどを思い浮かべる人も多いかと思いますが、実際もその通りでクリスマスは日本よりも盛大にお祝いをします。ハロウィンの時期からクリスマスグッズの方が多く売っているほどです。クリスマス当日はホストファミリーと過ごしました。お昼頃にはクリスマスツリーの下に置いてあるたくさんのプレゼントを順番に開封するのも1つの楽しみ方だと思います。親戚がたくさん集まりご飯を一緒に食べるのですが、ここでも日本と少し違っています。日本はほとんどの人が夕食に力を入れると思いますが、オーストラリアの場合はランチが大切です。というのもオーストラリアの人は起床・就寝時間がとても早くみんな朝型なので、4〜8時くらいの間にはそれぞれのお家へ帰ります。また、11月30日には、シティーにある大きなクリスマスツリーの点灯式を見て来ました。クリスマスに気合が入っているだけあって思っていたより多くの人が訪れていました。

そして、1年の中でビックイベントでもある年越しについてです。私は大晦日から元旦にかけてシティーで友達と過ごしました。日付が変わるカウントダウンの直後にたくさんの花火が打ち上がって新年をお祝いします。ここでも日本との違いは大晦日に半袖で過ごしたことです。新年が夏というのはとても不思議な感覚です。正直あまり新年感はありません。それから新年のお祝いは日本ほど盛大ではなく案外あっさりしています。親戚や友達へ新年の挨拶の年賀状を送るのも日本の文化だと感じました。

 

まとめると、私がイベントを通して感じたことは、オーストラリアではハロウィンと年越しはそこまで重要なイベントではなく、逆にクリスマスは1年で1番と言っていいほど大きなイベントだということです。

日本との文化の違いに驚くことは多々ありますが、異文化理解を深められる良い機会であり、貴重な体験が出来て嬉しく思います。1月2日から学校も始まったので残りの2セッションも頑張りたいと思います。