茨城キリスト教大学

2017年度ファンショーカレッジへの海外留学生 MS 8月分報告書

【カナダ】ファンショーカレッジ
M. S.(現代英語学科)
at Fanshawe College【CA】

 カナダに来てから6日が経ちました。日本にいたのが随分前のことのように感じます。今回は、留学が決定してからの準備とこちらに到着してからのことをお話ししたいと思います。
 まずは、留学が決定してからの準備です。4月から毎週1回国際理解センターに集まり、留学VISAの申請や入学するために必要な書類の手続きを行いました。またFanshawe Collegeはホームステイか寮を選択することができます。私はホームステイを選んだので、その申請も行いました。わからないことばかりで不安でしたが、国際理解センターの方や、以前Fanshawe Collegeに留学していた友達のサポートのおかげで手続きを進めることができました。留学が決まってからの時間はあっという間で、やらなければならないことがたくさんあるので、早めの行動をおすすめします。

 次にこちらに到着してからの流れです。私は同じく交換留学の友達と成田空港から直行便で、8月30日にトロント・ピアソン国際空港に到着しました。そこから短期留学の学生たちと合流し、担当の方が出迎えてくださるので、空港からバスに乗ってホームステイ先に向かう予定でした。しかし、短期留学の学生たちと合流はできたものの、担当の方がいませんでした。困った私たちは、近くにいたFanshawe CollegeのTシャツを着ている方に事情を話しました。すると、彼女は色々と動いてくれ、ようやく担当の方と会うことができ、バスに乗りました。トロントからFanshawe Collegeがあるロンドンまでは約2時間かかります。空港を出発したのがすでに20時になっていたので、ロンドンに到着するころには22時くらいになってしまいました。ロンドンに到着してから、手配されている無料のタクシーに乗りホームステイ先に向かいました。夜遅くなってしまいましたが、ホストファミリーは温かく迎えてくださいました。次の日はゆっくり休み、9月1日にクラス分けテストがありました。コンピュータで行うListening, Reading, Grammarや、Speaking, Writingをやりました。私は特にReadingが苦手なので、時間がかかってしまいました。時間制限はなかったものの、早く読むことができるように精進します。Speakingは先生と一対一で質問に答えるというものでした。とても緊張していましたが、とても明るい先生だったのでリラックスして臨むことができました。2日はホストファザーが近くのモールまで乗せていってくれたので買い物をし、3日は一緒に湖に行きました。慣れない生活で不安ばかりでしたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。

成田空港から トロント・ピアソン国際空港へ

 次にホームステイについてです。ホストファミリーは2週間ほど前に担当の方からのメールで知りました。あまり年齢が変わらないくらいのご夫婦と1歳の男の子がいるお家に決まりました。しかし、その約1週間後、国際理解センターの方から連絡がありました。ホストファミリーが旅行に行くことを忘れていたらしく、私が到着する次の日からの3,4日間の夜一人で過ごせるかどうかというものでした。食事の用意は彼らの家族や友達がしてくれると言っていたそうですが、さすがに到着して2日目の夜から知らない場所で、一人で過ごすのは不安です。そのため、その期間だけ別のホームステイ先を探してもらうことになりました。詳細がわかったのは出発の3日ほど前です。想定外のことだったので、留学することがとても不安で怖くなってしまいました。数日間お世話になるホームステイ先は、60代のご夫婦と、ベトナムからの留学生(17歳、女の子)と、中国からの留学生(16歳、女の子)とその子のお母さんが一緒に生活しています。ホストファザーはとても明るく親切です。私がこちらで使う携帯を買いたいと伝えると、どのようなものが私にとって一番良いか調べてくれ、お店に連れていってくれました。ホストマザーは料理がとても上手です。彼女の手料理を食べるのが楽しみでした。留学生2人も色々私を気遣ってくれ、丁寧に教えてくれました。新しい友達ができて嬉しかったです。このままここで生活したいということを伝えると、彼らは快く受け入れてくれました。国際理解センターの方にCNH(Canada Homestay Network)の担当の方にこのことを伝えてほしいとお願いをし、担当の方からの返事を待っていました。しかし返事は来ず、次のホームステイ先の家族が迎えに来たので移動することになりました。せっかく慣れてきたので、戻りたい気持ちでいっぱいです。担当の方からの返事次第で状況が変わるかもしれないので、また次の報告書でお話しします。
 まだまだ不安なことがいっぱいですが、せっかくいただいたチャンスなのでカナダでの生活を楽しみながら勉強に励みたいと思います。

ホストマザー手作りのピザ