2021年度 1月分報告書
今回の報告書では、留学全体を振り返ります。
アメリカの大学は課題が多いため、たくさん図書館に行き勉強をしました。 私が感じた日本との相違点は、生徒の発言量の多さです。講義形式の授業でも、生徒同士の話し合いの時間が設けられたり、授業内で頻繁に発言をしたりするなど、OCの生徒は授業に積極的に参加している印象を受けました。私は、大人数のクラスで自分から発言することは出来ませんでしたが、少人数のクラスでは少しでも発言するようにしていました。 また、授業では頻繁にグループディスカッションが行われました。私は、グループディスカッションの最初に、自分は交換留学生で現在英語を勉強しているということを伝えるようにしていました。そうすると、多少わからないことがあっても周りの生徒が手助けしてくれました。
現地の学生と同じ授業を受けて同じ課題をこなしていくことに、もちろん大変さはありましたし、最初は不安でした。しかし、達成感は大きかったです。OCの先生、生徒は親切な人ばかりなのでわからないところは素直にわからないと言うと優しく教えてくださいます。OCの授業に参加することで、以前よりも多少の失敗は恐れずに自分の意見を言えるようになりました。また、アメリカの授業を受けて単位を取れたということが自分の自信にもなりました。
私がこの留学で一番つらかった日は、初日です。授業開始日までにアメリカへ行けないことをOCの留学担当の方から先生へ伝えてあるはずだったのですが、連絡がうまく取れていなかったようで、初日から自分でコンタクトを取って授業を登録しなければなりませんでした。とても忙しかったですし、誰も知り合いがいなかったためとても焦りました。その他にも小さな問題は頻繁に起きます。その問題を自分で解決していくうちに精神面で強くなったと感じます。そして、以前よりも自立ができたと感じています。
誰も知り合いがいない状態でアメリカに来ましたが、帰るときには大切な友達ができました。帰国の日は朝4時半にアパートを出たのですが、友達が空港まで送ってくれて私がセキュリティゲートを通り終わるまで見届けてくれました。お別れは本当に寂しかったです。OCに留学をして、たくさんの国の友達ができ、今まで遠い世界に住んでいるように感じていた人のことも身近な存在として考えられるようになりました。今は厳しい状況ですがまた会う予定です。その時までに、自分の英語力を今よりも高めてよりコミュニケーションが取れるようにしたいです。
OCに留学ができて本当に良かったと感じています。 そう思えたのも、たくさんの方のサポートのおかげです。コロナという環境にも関わらずこうして留学に行き、貴重な体験ができたことに感謝をしてこの経験をこれからも大切にしていきたいです。