2021年度 10月分報告書
留学中は、日本でアルバイトをして稼いだ費用だけで生活しています。ですが実際に生活して、スウェーデンの物価の高さを痛感しました。種類にもよりますが、野菜の値段は日本の約2倍から3倍です。米も高いため毎日は食べられません。もしかしたら他の英語圏の国の方が物価が安くて生活に苦労しないのかな、と思いながらなんとかやりくりしています。
ただ、TOEFLやTOEICで高いスコアを持っているからといって油断していると足元をすくわれます。授業内容は全て英語ができることが前提です。ネイティブスピーカーはそこまで多くないのですが、ヨーロッパ出身のクラスメイトが多く、皆ネイティブと同じぐらいの英語力があります。自分はスピーキングが得意な方かと思っていましたが、クラスメイトの会話に全くついていけませんでした。レベルが全然違います。アカデミックな英語をもっと勉強しておけば良かったとすごく後悔しています。
また、同じ寮のアルメニア人の女の子に「英語を勉強しているのになんでスウェーデンにしたの?」と心に刺さることを言われました。たしかに英語を勉強したいなら、スウェーデンは物価も高いですし、公用語は英語ではないし、英語だけを勉強したい人にはあまりおすすめできないかとは思います。ただ、魅力的な点もたくさんあるので後々報告書の中で話していきたいと思います。
アプリケーション、保険の加入、居住許可証の申し込み、航空券の購入などやることがたくさんあるので、選考に受かって浮かれている場合ではありません。そしてコロナ禍の留学ということで不安が常にありました。日本からスウェーデンまでの直行便はないので、乗り継ぎの際の入国制限なども考慮しないといけなかったため航空券選びはかなり難航しました。居住許可は申請料も必要ないので、書類さえ揃ってしまえばそこまで難しくはないかと思います。私の場合は申請してから2週間ほどで申請結果が自宅に郵送されてきました。ただ、申請時の情勢などによりもっとかかることもあるそうです。
スウェーデンの生活に戸惑いながらも徐々に馴染んできています。
来月の報告書ではスウェーデンの生活についてもっと詳しく書いていこうと思います。