まず、大学の構成としては、クイーズランド大学内のICTE-UQという語学学校に通う形になります。基本的にUQ、つまりクイーンズランド大学そのものに通ってる現地の学生とは学んでいる建物が違うので、接する機会は滅多にありません。しかし、Activityといった活動で接点を持つことは可能です。

この語学学校は大きく分けて6つのレベルに分かれています。初日のオリエンテーション時にテストを受けて自分のレベルにあったクラスに割り振られます。1クラスは大体15～20人で、日本人の学生が7割、その他は中国、アラビア系、まれにヨーロッパ系の学生といった感じです。授業中はもちろん英語のみ、日本人の学生とも英語で会話することをお勧めします。最初は慣れるのに大変ですが。また、このシステムの良いところは、自分と近いレベルの人と同じクラスに割り振られることで、共通の悩み、同じミスなどがたくさん見つかり、互いに切磋琢磨できる環境となっているところです。他国からの学生も同様に自分と同じレベルなので、英語が共通言語である状態で一緒に話したり、勉強について教えあったりすることは普段日本人と教え合うそれとはまるで身につき方が違います。先生の発音も語学学校という事もあり、かなり聞き取りやすいです。

私自身、留学を始めてから実際に英語の力が伸びるのか不安なところもありましたが、想像の遥か上を行く学習システムと環境に驚きました。宿題や授業内での課題の量も普段の大学生活より多いとは思いますが、これをこなしきることができれば、語学力の成長は想像もできないものになると確信しました。英語での会話を楽しんで、これからも勉学に励みたいと思います。