2023年度 10月分報告書
イーストサセックス大学では、事前にホリデー休暇の申請を出せば最大で2週間の旅行をすることが出来ます。ヨーロッパ内は旅行がしやすく、フランスやイタリアなどに短時間で行けます。友人から声をかけてもらい、10月上旬にギリシャへ3泊4日の旅行をしました。時期によって価格は変わりますが、航空券代は日本からギリシャに行く4分の1の価格でした。アテネ、サントリーニはとても素敵な町で、観光客に人気がある理由が分かりました。ギリシャではギリシャ語を公用語としますが、観光地であった為かほとんど英語での会話だったので、自分の英語スキルを確認出来き、大変有意義でした。また、イギリス以外の文化も学べ、実りある旅行となりました。
Bonfire nightは各地で「かがり火」が焚かれ、花火が打ち上げられるなど、秋から冬への季節の変わり目の風物詩として長きにわたって親しまれています。午後8時頃に、シーフォードに住んでいる友人と家を出てみると既に祭りが始まっていました。人の流れに沿って行った先の大きな公園は子供からお年寄りまでたくさんの人でにぎわっていました。キッチンカーやグッズなどのお店が見られ、地元ならではの体験ができました。
一番の難関はイギリス英語の訛りと表現。アメリカ英語を学んできた私は戸惑うことがありました。単語の違いや発音は以前から分かっていた事でしたが、表現まで違うことには驚きました。エクアドルのルームメイトは英語をほぼ母国語と同じくらい話すことが出来ます。それでも最初の二週間は何も聞き取ることが出来なかったそうです。理解したくてもできないもどかしさや、更に英語に触れたいという気持ちから世界の人と話せるアプリを始めてみました。以前は、会話もままならないことがありましたが、少しずつ理解できていることを確信することが出来ました。また、昨年度ICの留学生だったイタリア人の友人にテレビ電話をすると、以前より英語を話すのが上手くなったねと言われました。少しずつではありますが、英語力が身についていることへの嬉しさと共に勉強方法について改善するところがあると感じました。
観光学とホテルに興味のあった私は、以前から渡英したら訪れてみたいホテルがいくつかありました。ロンドンビクトリアにあるホテルもその中の一つで、今回、行ってみることにしました。ここでは日本のホテルとの違いやホスピタリティーなど、食事をしながら学ぶことが出来ました。スタッフの方も優しく声をかけてくださり、素晴らしひと時となりました。
現地の学生から学ぶことも増えて新しい学びと好奇心で一杯の毎日です。落ち込むことも増えましたが、気づけば残り4カ月です。後半戦に向かっていく焦りと寂しさがありますが今しかできないことを積極的に行動していきたいと思います。