2022年度 1月分報告書
まず初めに、こちらの年明けの雰囲気は日本のように長くは続かなかったと思います。というのも、町中に行くとまだクリスマスの飾りつけやツリーが置いてあり、年末年始の装飾というものがなかったからです。やはりアメリカでは、年末年始よりもクリスマスを重んじる文化があるようです。
そして、1か月半ほどあった長い冬休み期間中、家に住まわせていただいたご夫婦に感謝の気持ちをこめて、お手紙を書きました。素敵な便箋を買って書いたお手紙を渡すと、とても喜んでいただきました。お別れをした後も、水曜日や日曜日のチャーチでお会いしているので、会うたびにたくさんお話ができて、とても嬉しいです。
学内すべての建物が閉鎖されました。幸い学内には不審者はおらず、何事もなかったのですが、突然窓から離れて静かにするように言われたので、はじめは何が起きたのかわからず、命の危機とすら思いました。私はその時、図書館の2階にあるカフェに友達と一緒にいて、1人ではなかったのでまだ安心できましたが、もし1人で外にいたらと思うとゾッとします。また、人の気配を外から感じさせないために、窓から離れた場所の床に店内にいた人たち全員で固まって座っていたので、外の状況もよくわからず、本当に不安だったのを覚えています。後で聞いた話ですが、このような状況は数年に一度起こるようです。アメリカの生活に慣れ、安心しきっていたので、改めて身を引き締めようと思った出来事でした。
OKC(ダウンタウン)にある一番高いビルのレストランにランチに行ったり、おいしいパン屋さんに行って、クロワッサンとカフェモカのおいしさに感動したりしました。また、学期初めにたくさんの友達に私の英語が上達したと言われました。その言葉のおかげもあってか、今までは、飲食店やそのほかのお店に行っても、注文するのにあまり自信がなかったのに、物怖じせず、わからないことはしっかり質問し、納得のいく体験ができるようになりました。これは私自身もはっきりわかる変化だなと思います。そして改めて、留学に来てよかったと思いましたし、たくさん会話できる友達ができてよかったなと思っています。
残りの留学生活も1か月を切ってしまいましたが、後悔の無いよう、しっかり勉強し、楽しんでいきたいと思います。