茨城キリスト教大学

2017年度明知大学校への海外留学生 HT 1月分報告書

【韓国】明知大学校
H.T.(文化交流学科)
at Myongji University 【Korea】

안녕하세요.
あけましておめでとうございます。新年早々、私は年末にひいてしまった風邪で寝込んでいました(大学病院では年末年始も患者の受け入れをしていました)。昨年末は病院でインフルエンザの検査をした人のうち、2人に1人がインフルエンザにかかっているというほど、インフルエンザが流行していました。留学に来る際には、年末年始の体調管理にお気を付け下さい。今月は日本へ一時帰国したり、スケート場に行ったりしました。今回の報告書ではこれらを中心にお伝えしたいと思います。

<一時帰国>

夏休みに留学を終えて先に完全帰国したマレーシア人とアメリカ人の友人と日本で会うことになり、1週間ほど日本に一時帰国していました。前半4日間は家族や親戚とお正月を過ごしたり、出かけたりしていました。久しぶりに日本の食べ物を食べることができて嬉しかったです。また、私自身2月に完全帰国してしまうため、韓国人や留学生の友人たちへのプレゼントの準備をしていました。後半の4日間はマレーシア人とアメリカ人の友人と一緒に東京・箱根観光に行ってきました。

アメリカ人の友人は初めての日本旅行だったので、1日目は明治神宮や原宿、渋谷、銀座や新宿、浅草や隅田公園、スカイツリーなど東京のメジャーな観光スポットを可能な限り見てきました。留学中に台湾人の友人からおススメされた一蘭ラーメンを食べたり、歌舞伎を観たりと充実した1日となりました。

2日目はマレーシア人の友人の勧めで、ロマンスカーに乗って箱根観光に行きました。海賊船や登山列車に乗って、箱根湯本や箱根神社、大涌谷などを観光しました。自然のパワーをいただきながら、芦ノ湖と空の綺麗な景色をみることもでき、心が洗われた気持ちになりました。また、最後に温泉に行ってマッサージも受けて詰め込み旅行の疲れが癒されました。

3日目はジブリ美術館とお台場に行きました。アメリカ人の友人がいちばん楽しみにしていた場所なのですが、数年ぶりのジブリ美術館に私も大感激でした。文化交流学科の授業内容などを振り返りながら見学すると、新たな視点からの見学もでき、とても感慨深かったです。他にも美術館内にあるカフェで食事をしたり、小劇場で短編映画を見たりしました。本来、お昼まで美術館鑑賞をして、そのあとは別の場所を観光予定でしたが、ジブリの世界に夢中になった私たちは入館してから閉館時間までの7時間、美術館鑑賞をしていました。時間がない中、急いでお台場へ向かいガンダムや東京タワー、レインボーブリッジなどを見学し、東京の夜景を楽しみました。

4日目は日本で最後の食事にお寿司を食べました。久しぶりに食べた日本のお寿司はとってもおいしかったです。

今回の一時帰国を通して感じたことは、留学が終わっても友人との別れではないということです。学期終了直後や夏期休暇等はたくさんの友人とお別れをしなければならずとても寂しかったのですが、今回その友人たちと一緒に日本で会うことができ、また会おうと言っていたことが早々に実現されて、とても嬉しかったと同時に、留学に来て本当に良かったと思いました。3月には台湾人の友人と日本で会う約束をしているので、それも楽しみです。留学中に出会った友人や先生など色々な人との縁をこれからも大切にしていきたいと思いました。今回の一時帰国では、今までの留学生活を振り返ることができ有意義な時間となりました。

<スケート体験>

12月頃から2月頃まで、ソウル市内の数か所で野外スケート場が設置されています。代表的なところでは、동대문(東大門)や시청(シチョン)があります。ロッテワールドなどにある本格的な室内型スケート場ではないため、利用代金も低めです。동대문(東大門)にあるスケート場はインターネットからの事前予約が必要ですが、시청(シチョン)にあるスケート場はインターネットによる事前予約の他に当日窓口での直接購入も可能で、동대문(東大門)にあるスケート場よりもリンクが大き目です。私たちは시청(シチョン)にあるスケート場でスケート体験をしました。チケット代金は1時間1000wで、スケート靴とヘルメットのレンタル料金も含まれています。手袋は必須で、持参しなかった場合は現地で購入する必要があります(1000w)。私たちは2時間ほど滑っていたのですが、それでもトータルで約200円なのでお得に楽しむことができました。1日中暖かい室内でスケートを楽しみたい方はロッテワールドにあるようなスケート場が良いと思いますが、数時間だけスケートをしてみたいという方には野外スケート場もおススメです。留学に来た際には、ぜひ体験してみてください。

<익선동한옥마을(益善洞韓屋村)観光>

익선동(益善洞)地域に散策・観光に行ってきました。益善洞は鍾路3街駅の北側に位置しており、韓国の伝統家屋が多く残っている地域でもあります。中には、80年から100年ほど前に建てられた家屋もあるそうです。現在は、それらを活用したカフェやレストラン、雑貨店などが軒を連ねています。私が訪れた際にも、若い女性を中心に散策を楽しむ人で賑わっていました。また、益善洞には仁寺洞と同様に韓服のお店もありました。特に印象的だったのは생활한복(生活韓服)のお店です。生活韓服とは、韓国の伝統衣装である韓服を現代の生活スタイルに合わせ普段の生活にも取り入れられるようにとつくられた韓服です。素材も綿や麻などを中心としており、従来の韓服よりお手入れもしやすいものになっています。値段も従来の韓服より高価でなく、お店にもよりますが、チマ・チョゴリそれぞれ約8000円~2万円程度での購入も可能の様です。私はカロスキルにある生活韓服のお店で、お土産用に生活韓服のひとつであるエプロンを購入しました。韓服特有のデザインを残しつつ、普段の生活でも使いやすそうでとても気に入りました。留学に来た際には、生活韓服のような新しい韓国文化に触れてみるのもおススメです。

来月には完全帰国してしまうので、今月は韓国人や留学生の友人と出かけたり、オリンピックのアルバイトのため韓国に戻ってきた友人と会ったりしていました。また、保険関連の諸手続きをしたり、部屋の片づけや荷物の整理をしたりして過ごしていました。来月の報告書では、강릉(カンルン)旅行や冬期休暇から留学終了までの流れ、1年間のまとめについてお伝えできればと思います。
감사합니다.

シチョンのスケート場にて
益善洞にて