茨城キリスト教大学

2017年度リンネ大学への海外留学生 AY 10月分報告書

【スウェーデン】リンネ大学
A. Y.(現代英語学科)
Linnaeus University【SE】

こんにちは。こちらは本格的に冬が近づいてきて17時頃には完全に暗くなっています。私は日本から2、3着コートやジャンバーを持ってきたので寒さ対策は万全の状態です。寮の中は暖房がついていて適度な気温でとても過ごしやすいです。

リンネ大学には日本人倉庫という今までの日本人留学生がいらなくなったものや持って帰れなかったものが置いてある倉庫があります。そこはリンネ大学の日本人の先生たちが管理しているので、都合が合えばいつでも開けてくれます。何か必要なものがあったら一度倉庫を見に行こうと思っています。こちらについてから1週間が経った頃に一度日本人留学生で集まって倉庫を訪れましたが、思っていたより先輩方が置いて行ったものが多く、また生活にとても役立つものばかりでした。例えば衣類や食器類、スポーツ用品、防寒用品などたくさんあり早いもの勝ちだったので、バーゲンセールに参加してるような気分で欲しいものを取っていきました。私は1着のジャンバーと大量のカイロをもらいましたが、中にはWifiのルーターやベッドセット、フライパンなどを持ち帰って行った人たちもいます。前の先輩方に感謝して、もらったジャンバーを愛用しています。

また、自分の寮から自転車で20分くらいのところにリサイクルショップがあり、そこでヘアアイロンとバスマットを買いました。とてもお手軽な値段で学生に優しいので、是非ともリンネ大学に留学するなら行って欲しい場所です。スウェーデンは日本に比べてリサイクルに対する意識が高いように感じます。2回ほどそちらのお店に行きましたが、いつも人で賑わっていて、面白かったのがリサイクルショップでコーラスのようなことをしていて特別な日か何かイベントがあったのかもしれません。とても不思議な感覚で買い物をしました。

最近の授業はBeginner‘s Swedish Part1のテストが終わりBeginner’s Swedish Part2が始まりました。Swedishを取る留学生は減り、また内容が難しくなってきました。先生が変わましたが、とてもいい先生で英語もスウェーデン語も交えながら丁寧に教えてくれます。ただ、やはり予習復習は必ずしないと次の授業についていけないので時間がある時にやるよう心がけています。私のクラスには15人ほど学生がおり、その何人かはドイツから来た学生です。スウェーデン語とドイツ語はとても似ているので、ドイツの学生にはとても学びやすい言語になっています。なので、周りより2倍勉強しないととてもついていけません。単位修得とスウェーデン語の理解を深めるためにも続けて努力したいと思います。

もうひとつ取っている授業のIntroduction to English Linguistics and English Language HistoryはEnglish Linguisticsは終わり、続いてEnglish Language Historyが始まりました。講師は2人いて、ドイツから来た先生とスウェーデン人の先生です。スウェーデン人の先生の英語のアクセントが少し難しく、たまに聞き取れないので集中して聞かないと置いていかれます。また、教科書が変わり前回はそれをオンラインで見られていましたが、次の教科書はオンラインに対応しておらず教科書を買うことにしました。どちらの授業も大変ですが、授業内容の理解を深めていくととても楽しいです。

特にIntroduction to English Linguistics and English Language Historyは日本の大学で近い授業を受けたことがありますが、日本語と英語では授業の進み方が違い、色々な国から来た人たちがいるのでとても興味深いです。また、これからもうひとつMusic and Visual Art in Swedenの授業が始まります。11月の2週目からスタートするそちらの授業も楽しみです。最近、授業の追加をしたく教授に相談しているところです。まだ履修可能な授業が何個かあるのですが、私が取りたい授業は履修期間が過ぎているので空きがあるか確認してもらっているところです。せっかくスウェーデンにいるので取りたい授業や興味があることは進んで取り組みたいと考えています。

学内にはStudent Pubが3箇所あり、週末などは人が集まりやすく、たくさんの人たちと交流して仲良くなれる、とてもいい場所です。日本だったらクラブのような施設が学内にあるのはとても奇妙で不思議な感じがしますが、私はここで何人かと知り合いコミュニケーション力や語学力の向上に励んでいます。授業や寮などとはガラリと雰囲気は変わり、リフレッシュにもとてもいいです。この間、VISが企画するFull moon partyがあり顔や肌にネオンペンでデコレーションするパーティーがありました。こちらもたくさんの人が来てとても楽しかったです。また、私たちの寮でHalloween partyがありみんなで仮装して参加しました。2日間に渡って行われましたが、どちらも楽しく過ごしました。

ついにFriend Familyに会うことができました。老人のカップルとマッチしてお家に招いてくれました。お家は寮から自転車で10分くらいで、自転車で迎えにきてくれました。お家に入るとお昼ご飯を準備してくれていて、スウェーデンの基本的なご飯をもてなしてくれて、それから近くの森林を一緒に散歩してFikaをしました。彼らはとても優しく、進んで一緒にイベントに取り組もうとしたり、スウェーデンについていろいろ教えてくれました。彼らの英語はゆっくりなので聞き取りやすく、会話には支障がないくらいです。少しホームシックだった私に家族を思い出させてくれるので、ひとつの心の支えになっています。その2週間後ぐらいにもう1人の日本人学生も含めて、車でVaxjoのCronoberg castleや貯水場、教会、湖沿いなどに連れていってくれました。車でないといけないところだったのでこんなところもあるんだと驚きました。Friend Familyに会えて本当に良かったと思っています。

11月は10月に比べて授業が多いので忙しい日々になりそうです。また、来月に会いましょう。Hej då!(さようなら)

Friend Familyと
寮のフロアメイトの誕生日会
Full moon party
Halloween party