茨城キリスト教大学

2017年度リンネ大学への海外留学生 AY 8月分報告書

【スウェーデン】リンネ大学
A. Y.(現代英語学科)
Linnaeus University【SE】

 こんにちは。こちらに着いてから2週間が経ち、着いた当初は日本でいう秋くらいの気温でTシャツにカーディガンでも過ごせるくらい丁度良い気候だったのですが、9月に入った今ではセーターにジャケットを着ていて、少し肌寒くなり特に夜は凍えながら寮に帰っています。日が19時半に沈むので、時間の感覚が分からず、いつの間にか夜遅くまで友達と話していることがあります。
 ところで私が成田空港から寮につくまでのことを話したいと思います。8月21日10:30に成田空港を出発し、約10時間という長い飛行時間を経て、フィンランドのヘルシンキに到着しました。それから乗り継ぎをし、約2時間でデンマークのコペンハーゲンに到着しました。コペンハーゲンには夜19:00頃に着いたので、予約していたホテルに1泊し、次の日の朝に備えました。22日の朝、コペンハーゲンからベクショーに行くのに電車を使ったのですが、乗り違えてしまい予定より1時間遅れてベクショー駅に到着しました。遅れたので焦っていましたが、VISという留学生を支援してくれる団体が迎えに来てくれて、優しく話しかけてくれたり、荷物を一緒に運んでくれたりと、丁寧に車で学校まで送ってくれました。そこで寮の鍵をもらったのですが、部屋のドアに鍵をさしてみると開かず、学校に戻って相談したら、翌日の朝新しい鍵を準備すると言われ、一晩別の部屋を準備してくれました。次の日には自分の部屋に入れたのでほっとしました。いろいろトラブルはありましたがこれも経験だと思い、日本から無事にスウェーデンに来られて、今では充実した生活を送れていることに感謝をしています。
 それから1週間の間はほぼ毎日オリエンテーションがあり、たくさんの留学生に会いました。リンネ大学は1,600人もの留学生を受け入れていて、自分が思ったより多くの留学生がいたことにとても驚きました。
 部屋は少し汚れていたので掃除をし、必要なものは授業が始まる前に買いに行きました。寮によって異なりますが、私の寮はキッチン用品は揃っていて部屋も広いのですが、布団やまくら、Wi-Fiなど生活になくてはならないものが欠けていました。同じ寮の人たちは買ったり持ってきたものがあるようですが、私は運が良かったのかほとんどすべて、周りの人たちが使わないかと言ってくれました。今では快適に部屋で過ごせています。私は周りにたくさん助けられているので、代わりに多くの人を呼んで晩御飯をもてなしています。これも文化交流や関係を築けるのでとても楽しく、私の最近の楽しみになっています。困ったときはお互い助け合うことが大事だと実感しました。この間は寮でWelcome partyを開き、こういったパーティは初めてだったので新鮮で楽しい時間を過ごしました。
 次に、授業についてですが、初めての授業はドキドキしながら教室に入りました。私が今受けてる授業はBeginner’s SwedishとIntroduction to English Linguistics and English Language Historyを取っていて、Beginner’s Swedishの授業はスピードが速く、半分はスウェーデン語で進むので、発音も難しく流れについていくことに必死です。また、Introduction to English Linguistics and English Language Historyの授業は英語なのでまだついていけますが、ノートをとったり、詳しい内容が聞き取れず自分の力不足を改めて感じました。周りの学生は進んで手を挙げて発言をしていて、そこに関しては日本の授業との違いを感じました。どちらの授業も予習・復習が必要だと思いました。スウェーデンの授業の数は少なく空きの時間が多くありますが、課題などが多く自習や仲間と一緒に勉強する時間が設けられています。自分の授業スケジュールを把握できたので、授業のない日を有効に使って語学の向上に全力で取り組みたいと思います。
 9月にはDinner partyに参加したり、Friend familyを探したりといろいろなイベントがあります。出来るだけ多くのことに参加をしたり、交流を深めたくさんの事を体験したいと思います。次回はこのこととBuddyについて、また、食事についてお話ししたいと思います。ではまた来月会いましょう。Tack !!