茨城キリスト教大学

2024年度新羅大学校への海外留学生 AT12月分報告書

【韓国】新羅大学校
A.T.(現代英語学科)
Silla University【KR】

2024年度 12月分報告書

いよいよ今年も最後の月になりました。釜山の天気は11月とは打って変わって10度を下回る気温になってきました。人生で初めてクリスマスと年越しを海外で過ごすことに不思議な感覚でとても期待しています。

12月の3週目に期末試験がありましたが、試験前の1週間前が補講期間であったため授業は12月の1週目で終わりました。留学が終了する感じがしなかったのですが、授業が終わった後に「お疲れさま。留学期間が半年しかないのは寂しいね。冬休みは満喫してね。」と先生に言われて、留学が終わるんだと実感しました。慣れない韓国の大学で毎日授業を聞いて寮に帰るという日々が終わってしまうと思うと寂しい気持ちになりました。また、韓国語が留学前よりも上達したのかという心配がありましたが、韓国で暮らしていなければ分からない表現などを学べたので留学してよかったと思います。授業終了後は期末試験の勉強をして過ごしました。中間試験のときと同様にカフェ、図書館、学校内の自習室、寮の自習室などで勉強しました。学校内の雰囲気は期末試験だからか、図書館には中間試験の時よりも多くの人がいるように感じました。中間試験のときは気づかなかったのですが、試験期間中は図書館が24時間開いているので、一晩中図書館にこもって勉強する学生もいるようです。静かな環境で勉強できるためありがたいことだなと思いました。今回が最後の試験だと思い、また中間試験の時よりもいい点数を取るためという理由から一所懸命勉強しました。試験は5つありました。一つはオープン試験という持ち込みありの試験であったため、気持ちが楽になりました。日本語の本を韓国語に訳する『翻訳日本語』という授業はとても役立ったと感じます。日本語の本であるため日本語でのニュアンスはわかりますがそれを韓国語に言い換えるとどのような表現になるのか学ぶこともでき、単語の勉強にもなりました。一方、『国語学概論』という授業は日本語が一切出て来ない授業だった事もありとても難しく、この試験期間中に一番勉強した科目で、ハングルの歴史やことばの元の意味、使い方などを教科書に沿って学びました。この授業は毎週アプリでミニテストを受けますがそのミニテストが難しかったので期末試験も心配でしたが、私は語学堂に通わなかったためその分の韓国語の授業だと思い必死に勉強をしました。期末試験の結果を学生は見ることができませんが、無事すべての授業の単位をもらうことができました。一生懸命勉強して良かったなと思ったのと、韓国語が前よりもうまく使えるようになったと感じることができ安心しました。

冬休みになると家に帰る学生が多いため寮内が閑散とした雰囲気になります

私は部屋変わらずルームメイトだけが変わりました。私と同い年の韓国人の方でした。日本が好きみたいでアニメやカップラーメンなどの話ができて嬉しくなりました。短い期間ですが仲良く暮らせています。冬休み中の食堂は学期中より開いている時間が短くなるためいつもより早めに食事をすることになりました。また、外泊するときは申請しなくてもいいことになり罰則が与えられないことになりました。学期中は寮のサイトから当日の23時半までに外泊届けを申請すればいいことになっていましたが、冬休み中は夜中の1時から翌朝の6時までは寮に入れないことになっています。

こうして無事韓国での授業が終わり、単位ももらうことができ、2024年を終えることができました。

本当にあっという間に学校が終わってしまいましたが授業を通して友達になった人や助けてくれた方々に出会えてよかったと思います。今はこちらでTOPIKを受けるため引き続き韓国語の勉強をしています。TOPIK受験が終わったら、韓国中を旅行してさらに思い出を作ってから帰国しようと思います。