2024年度 10月分報告書
やっと韓国での生活に慣れてきたところですが、まだ言語の壁があり現地の人と会話するのにわからない単語や聞き取れない話し方のせいでもっと韓国語を勉強しなければいけないという思いと同時にもっと色んな人と流暢に会話がしたいと感じる場面が多々あります。
まず、一番大きな行事だと言える中間テストがありました。これから韓国の大学生のテスト期間について私が実際感じたことを含めながら説明していこうと思います。私は中間テストで4つの試験がありました。まず試験の2週間くらい前から先生たちが範囲を教えてくれました。私は日本語に関連した授業を多くとっているため、そこまで負担には感じていませんでした。しかし、試験問題は韓国語で書かれており、かつ、韓国語で記述をしなければならないためハングルの誤字がないように、2週間前から教科書の内容をよく理解して覚えるようにしていました。
最初に新羅大学校内の自習室についてです。新羅大学校には授業をする校舎が10棟ほどあります。学科によって大体どこの校舎を使うか決まっているため、全く立ち入ることがない校舎もあります。各校舎の中に24時間開いていて各机に充電コンセントがありWi-Fiまで完備している自習室が1つはあります。そのため寄宿舎や家で勉強ができない人は遅い時間までその自習室で勉強することができます。たまに次の日の授業の時間まで一晩中こもって勉強する人もいるそうです。ほかに、私が韓国の自習室らしいなと思った設備は自習室内に無人のカフェがあることです。カード決済のみで、最初に決済をするとカップが出てきて自動的に氷が入り、少し待ってからコーヒーが機械から出てくるシステムです。メニューも沢山あり、コーヒーだけでなくココアやエイドまで本当のカフェにあるメニューが簡単に安く飲むことができます。他に、校内の自習室以外に学生が勉強する場所は図書館です。図書館の自習室は多くの席があり、やはりコンセントとWi-Fiは設置してあるので流石だなと感じました。図書館の自習室の使い方は、まず席の確保をしたら自分の席の番号を把握して機械に自分の学生証のバーコードをかざして自分が使用している座席が使用中であることを登録します。登録すると4時間その座席を確保できたことになり、またその席を延長することもできます。実際テスト期間中は多くの学生が夜遅くまで勉強していて私も韓国の学生と一緒に勉強することができてとても貴重な体験になったと感じました。また、寄宿舎内にも自習室があります。寄宿舎は二人部屋しかないため、部屋でずっと勉強できない人が主に寄宿舎の自習室で勉強します。私も実際、図書館で夜12時まで勉強した後、足りなかった部分を寄宿舎の自習室で勉強をして過ごしていました。
そのお祭りでは有名な歌手が3組来てライブのように楽しむことができました。1日目には韓国で知らない人はいないというアーティストが来ました。元々日本にいるときから韓国の大学祭では有名な歌手やアイドルが来ることを知っていたので、実際に友達と見ることができて、とても楽しく夢のようでした。そして、このアーティストの曲を韓国の学生と歌ったり楽しんだりすることができて、本当にいい思い出になりました。2日目は韓国のアイドルと歌手が来ました。この日は1日目より近くで見たかったため4時間ほど前から友達と並んで待っていました。待っている間に学生バンドの演奏を聴いていて、どれも韓国の歌を歌っているのが本当に不思議だったので、些細なことですが今韓国に留学しているのだな、韓国に留学できてよかったなとその時、心から感じました。2日目の公演では客席にアーティストの方が降りてきてくれて、前日よりさらに近くで見ることができ、一生の思い出になりました。
段々天気も冬に近づき寒くなっているのを感じると留学がもう少しで終わってしまうと感じて寂しい気持ちもあります。ですが、まだまだやっていない事が沢山あるのでこれから積極的に行動し、まだ行っていない場所にも行ってみようと思います。