2024年度 1月分報告書
年越しのカウントダウンを初めて海外で過ごすことになりました。韓国で過ごした年末年始について報告しようと思います。年越しは日本では神社に行ったりしますが、韓国は술집(スルジプ:居酒屋)で仲のいい友達と過ごすことが多いようです。年が明けて1月1日になると誕生日を迎えていなくても19歳になる年代の人たちは一斉にお酒が呑めるようになります。この瞬間を韓国人の知人と広安里という海が見える観光地で体験することができました。とても盛り上がり、楽しい経験ができました。また、1月1日はありがたいことに大学でお世話になった教授に自宅へ招いていただき、떡국(トックク)という日本でいうお雑煮をご馳走になりました。떡국(トックク)は棒状のお餅をスライスした物で、卵やお肉をスープにのせて食べます。とても食べやすく、優しい味で美味しくいただきました。教授からは、「ゆっくりしていって、留学生にとってはお正月は退屈だろうから」と、沢山もてなしていただきました。有意義な時間が過ごせてよかったと思います。
まず留学中のお金事情ですが、私がお勧めしたい両替方法について話します。留学前は円をどのように両替し、どのようにお金を払って生活していくか悩むと思います。私は漠然と日本のクレジットカードを使って生活しようと思ったので、クレジットカードも複数作って持って行きました。しかし、円安の影響でカード請求が結構高くなってしまい、また、カードだと結構使いすぎてしまうことが多々ありました。韓国はカード大国ではあっても現金が必要なこともあります。現金が必要になったとき、韓国のATMでクレジットカードから現金を沢山おろしました。後からクレジットカードからキャッシングをすると金利が10%かかることを知り、カードでキャッシングをしたことを後悔しました。このようことが無いように、韓国の銀行口座を開きWISEというアプリを利用することをお勧めします。送金の際、手数料も数百円で済み、短時間で送金が完了します。また、為替レートをその都度確認できるためレートが良い時に一度に送金ができます。銀行口座開設には、新羅大学校で発行してもらった在学証明書とパスポートのみが必要でした。外国人登録証は必要ありませんでした。
日本と大きく変わるところはないと思いますが、韓国は日用品などを大容量で販売しているためその分が高く感じるかもしれません。韓国のお店では韓国独特の売り方があります。それは1+1という一つ買ったらもう一つ付いてくるという売り方です。日本にはない売り方なので戸惑いましたが、今では1+1の商品を積極的に選んで買っています。コンビニではたくさんこの売り方をしています。また、韓国は地下鉄とバスが均一1,550ウォンから1,600ウォンで乗れるし、バスから地下鉄に決められた時間内なら乗り換えてもお金はかかりません。安い運賃で移動が可能です。タクシーも安価で日本だと5,000円くらいかかる距離が韓国では2,000円以内で行けると思います。交通費が安いことは留学生だけでなく旅行に来た人もいろんなところに安く行けるのでとても助かっているようです。
最後に、残り少なくなってきた韓国生活ですが、悔いが残らないよういろいろ体験をしたいと思います。