茨城キリスト教大学

2018年度リンネ大学への海外留学生 AS 1月分報告書

【スウェーデン】リンネ大学
A.S.(現代英語学科)
Linnaeus University 【SE】

スウェーデンのリンネ大学での留学が幕を閉じました。
本当にあっという間で、さらに仲の良い友達たちも自国に帰っていき、今度は自分の番なのかと実感しているところです。この1カ月は留学生活を振り返るための1カ月として過ごしました。

クリスマスに旅行に出たため、年越しはベクショーで過ごそうと思い、仲のいい友達と一緒に年越しパーティーをしました。もうこのメンバーで過ごすのも最後ということを実感して、みんなで涙を流しながら新年を迎えました。年が明けてからは本当にあっという間で、すぐ終わってしまったなと実感しています。寮の契約が終わるまでの2週間は思い出を作ろうと同じ寮の人たちでパーティーをしたり、ここでこのメンバーと過ごせたことを振り返って1日1日を振り返りました。毎日が楽しく、ここにきていなければこの経験ができていないと思うと本当に留学してよかったなと思えました。

そして最後の締めくくりとして、1人でスペインのマヨルカ島、バルセロナ、マラガに行ってきました。いつもは人に頼りっぱなしでしたが、1人ですべての工程を考えて過ごした10日間は私の留学生活を振り返るのにとてもいい機会となりました。新たな発見や、新しい友達との出会い、人生一度っきりなのでこの留学を通していろいろな経験ができたことを嬉しく思います。自分自身、この留学を通して英語が伸びたとは正直実感していませんでした。しかし一人で旅に出てアメリカ人やオーストラリア人といった第一言語が英語の人と話す機会も多く、そのような際にコミュニケーションをスムーズに深い話までできるようになっていたことに驚きました。少しは成長できたのではないかと、思えます。

私がここに来た理由は語学向上と異文化理解をするためです。語学向上ができたのかと言われれば胸を張って「はい」とは言えませんが、異文化理解に関しては間違いなく成長できたと思います。たくさんの人と関わりたくさんの文化を知ることができました。パーティーを毎週のようにして遊んでばかりだったと振り返れば思いますが、それでもそのような行動を通じて、たくさんの人と日本と他国の教育の違い、パーソナリティの違いなどを発見できました。これはきっとここでしかできなかったことであり、ほかの留学先では体験する事が出来なかったと思います。ここはヨーロッパからの留学生が多く、もはや私はスウェーデン人より留学生の友達のほうが多いほど留学生で溢れています。それが私にとっては本当に好都合で、将来の夢をかなえるために、留学に行く前よりは確実に知識が増えたと思います。本当にうれしくてここで出会えたすべての人に感謝したいなと心の底から思っています。

あとは日本に向けて出発するのみです。忙しい国へと帰国します。就活やバイトをする大学生活というリアルライフが待っていますが、ここで得た経験を今後生かしていけたらいいなと思います。「何事も挑戦する」これが私がこっちに来て学んだことでもあり、「出逢い、人に感謝する」これもスウェーデンに来てさらに学んだことです。人生なんてたった一度きりしかありません。すべてのことを恐れていたらあっという間に終わってしまいます。やりたい、興味があると思ったことを全力でやっていきたいです。そしてそれを通じて出会った人やお世話になった人たちへの感謝を忘れずに過ごしていきたいと思います。

有意義であっという間すぎる5カ月間でした。