茨城キリスト教大学

2018年度リンネ大学への海外留学生 AS 12月分報告書

【スウェーデン】リンネ大学
A.S.(現代英語学科)
Linnaeus University 【SE】

あっという間に留学生活も残すところ1ヶ月となってしまいました。こんなにも早く時間が過ぎ去った経験は人生で初めてです。ヨーロッパからきている多くの学生がクリスマスを前に自国に帰って行ってしまい、こんなにも離れるのがさみしいと思える友達がたくさんできたのだなと改めて実感しました。残り1ヶ月悔いなく過ごしたいと思います。

12月に入り最後の新しいコースが始まりました。コース名は「テロリズム」です。この授業では、今まで私がとっていた授業とは雰囲気が全く違い、世界各国からの留学生がこの授業をとっています。特に、テロが実際に起こったことのある国に住んでいる人や、中東の人が多く取っている傾向にあります。私は日本でこの分野について学んだことがありません。知識がほぼゼロといってもいいでしょう。しかしクラスメートはこの分野がHome universityで自分の専攻だったりするので、私は授業の英語を理解するのでいっぱいいっぱいで、本当に授業をすべて理解するのが大変です。さらにassignmentも大変でここにきて授業が大変だと常に感じています。ですが私が出した課題もトピックから少しそれていたりすれば、先生がこのようになおしましょうとメールをしてくれるのでとてもいいと思います。残り数回の授業を頑張って乗り越えたいと思います。

12月16日、ダウンタウンでJapanese Dinner Partyという日本人留学生が企画したパーティーを開きました。このパーティーでは同じ大学の留学生はもちろん、近くに住んでいる一般の方や高校生なども来てくれました。チケットは150SEK(日本円で2000円近く)で決して安くはないのにもかかわらず、チケット180人分すべて売れました。約2か月前から準備を始め、リンネ大学に留学している日本人のほとんどの27名がこの企画に参加してくれました。この企画は数年前になくなってしまったそうなのですが、4年前にスウェーデンの高校に留学していた子がこの企画を復活させたいと言ってくれてみんなでやることになりました。たくさんの都道府県から集まった人たちが力を合わせたらこんなにもすごいのかと驚きました。一人ひとりの潜在能力が高く毎回驚かされてばかりでした。ハプニングもたくさんありましたが、このパーティーに来てくれたたくさんの友達から、日本人は素晴らしい、感銘を受けた、もっとKindになろうと思えた、といったような言葉を聞く事が出来てとてもうれしかったです。

12月の初旬にはコペンハーゲンとロンドンを観光しました。特にロンドンは日本のように人であふれていてとても楽しかったですし、第一言語を英語としている国に来たので英語の勉強にもなったと思います。さらにクリスマスの時期には本場のドイツに行き、クリスマスマーケットを感じてきました。さらにドイツ人の友達がローテンブルクまで車を出してくれたので、本当にかわいらしい街並みを見てきました。

寮を出るまで残り半月となり、部屋を片付けていますが、帰りたくないなと常に思ってしまうような生活をスウェーデンでできて本当に良かったなと思います。残りの1ヶ月たくさん学んで最後は一人でヨーロッパを回って成長して日本に帰りたいと思います。