茨城キリスト教大学

2018年度リンネ大学への海外留学生 AS 8月分報告書

【スウェーデン】リンネ大学
A.S.(現代英語学科)
Linnaeus University 【SE】

私が待ちわびていたスウェーデン留学が始まりました。まだ到着して数日しかたっていませんが、いろいろな友達ができたりと、楽しい毎日を過ごしています。今回は私が留学に行くまでに何をしたのかと、到着してからの数日間についてまとめたいと思います。

私が留学に行くのが決まったのは2月でした。そして留学の手続きを始めたのは3月の終わりからです。大学から受け取った推薦書に目を通し、application などを始めました。本学のほかの大学に派遣される交換留学生よりもリンネ大学は早く活動し始めました。授業選択でもスムーズに自分の取りたい授業をとることができました。さらにビザのような役割を持つ居住許可書の申請もオンラインから申請することが可能で、1週間後くらいには許可が下りました。私がこの留学の準備で一番大変だったのは、航空券の手配です。日本からスウェーデンへの直行便がないため、タイ経由の乗り継ぎで現地に行くことに決めましたが、その航空券を見つけるまでが大変でした。ですが、そんなに苦労することなく留学に出発することができました。

続いては、スウェーデンに到着してからのことを書きたいと思います。スウェーデンに着いて、私は大学まで電車で行きました。とても長い道のりでしたが、驚いたのは電車が時間通りに来たことです。日本以外では電車が時間通りに来ないというような固定概念がありましたが、そんなことはないのかなと少し思いました。空港から中心地までの行き方がわからず、年配の方に話しかけたところ、親切にやさしく教えてくれたので、人の温かさも感じました。大学の最寄り駅についてからは、VISという留学生を支援してくれる団体が迎えに来てくれて大学まで連れて行ってくれたり、寮のカギを取りに行くのに不動産屋まで連れて行ってくれました。常に私たちを手助けしてくれるのでとても助かっています。

さらに、私の寮はリアン61という場所なのですが、部屋がとても広く、トイレもシャワーもついた1人部屋です。共同のキッチンがあり、同じフロアに住んでいる多国籍の学生たちと一緒に話をしながら料理を作ったり、足りないものはお互いに貸し借りしています。さらにリンネ大学には日本人が10人以上留学しているので、困ったときは助け合えるのでとても良いと思います。私の寮には日本人はいませんが、それもいいところだなと思います。

また、この大学にはバディのシステムがあります。私の部屋には毛布と枕がなく、さらに調理器具もなかったため、バディがそれらのものすべてを貸してくれました。さらに私のバディは韓国人の女の子のバディでもあるので、3人で集まった初日は一緒にご飯に行ったりFIKA(お茶会)をするなど、一切孤独を感じることなく生活しています。

近くにはスーパーもあり、足りない日用品はIKEAで調達したりなど、毎日新しいことに触れて新鮮な生活を送っています。スウェーデンは留学先にぴったりなのではないかと思います。本当に多国籍なので、毎日いろいろな国の人と出会うことができます。まだ始まって数週間しかたっていないですが、ここでの生活を無駄にせず、有意義な半年間を過ごしたいなと思います。

最後に一つ、スーパーなどで買い物をする際表記がすべてスウェーデン語のため、ある程度はスウェーデン語の単語を知っておくべきだったなと思います。