2024年度 9月分報告書
私にとってあっという間で、帰国するのが少し怖くなるくらい楽しく充実した日々を送っています。その中でやはり「もっと英語を勉強しておけばよかった」と痛感します。留学前の私は「海外に行けば英語なんて自然と伸びる」なんて軽く考えていましたが、実際では英語が聞き取れず10回ほどsorry?
と聞き返してしまうことが沢山あります。しかしその中でも私の英語を批判してくる人たちは1人もいません。現地の人たちにとって、聞こえているふりをして愛想笑いをしているほうが失礼です。現地の人たちがそう言っているので確かです。怖くて逃げたくなる気持ちも分かりますが理解出来るまで聞こうとする姿勢が大切です。それがきっかけで私の傍には世界中の友達が出来ましたし、いつも助けてくれます。文法が完璧じゃなくても「気持ち」と「意見」を伝えることが大事です。しかし、そのあとには必ずthank youと言ってください。
私にとって凄く忙しい期間でした。日本の大学とは異なり、授業によりますが1コマが165分もありました。その上オリエンテーションから約1カ月後にはテストがあります。日本の教育と比較して、授業中の発表が多かったり、教授と一対一で自分で書いた論文について深く英語で質問されたり、慣れないことが沢山ありました。特に私はグローバリゼーションの授業を受けていたのですが、内容としては「これからの世界像」でした。もちろん聞いたことのない単語も出てきます。そういった場合には、購入した教科書で予習と復習をするか、教授に質問をしてください。特に私はスウェーデンpart1も同時進行で約150分の授業も受けていたので、正直辞めたくなることがありました。しかし、必ず誰かに頼ってください。絶対に助けてくれると思いますし、友達作りのチャンスです!私はウクライナ人の友達と図書館で勉強をしていました。ちなみに週に4回のペースで大学に通っていて、午前中にグローバリゼーションの授業を受けてから、スウェーデン語の授業を午後に受けていました。
スウェーデンに留学にする場合はホームステイという選択肢がないので、自動的に寮を使うことになります。私の寮から学校は歩いて40分くらいで自転車だと25分くらいです。最初はあまりお金を使いたくなかったので、歩いて通おうと考えていましたが、寒すぎて断念しました。そこで同じ階に住んでいる他の留学生が自転車を5,000円くらいで譲ってくれたので、今はそれで学校に通っています。ちなみに現地の自転車屋さんで買うと18,000円くらいします。特に自転車で通おうと考えている時には必ず右側を通行してください。ヨーロッパは日本よりも自転車文化が根強く、沢山の人が移動手段として自転車を使っています。左側を通行したら現地の人たちから注意を受けてしまいます。
私はスウェーデンに来る前にバディ制度に登録していたので、現地の方と比較的簡単に友達になることが出来ました。他にも、フレンドファミリーという一緒に料理を作ったり、ショッピングモールへ一緒に買い物へ出かけたりする団体にも登録していたので充実した留学生活を送ることが出来ています。この団体に登録していると、近くで開催している町イベントを教えてくれたり、スーパーのお得情報を教えてくれたりするので、スウェーデンに来た際には登録することを強くお勧めします。詳しくは学校の授業が始まる前のオリエンテーションで教えてくれます。