茨城キリスト教大学

2021年度リンネ大学への海外留学生 AK 12月分報告書

【スウェーデン】リンネ大学
A.K.(現代英語学科)
Linnaeus University 【SE】

2021年度 12月分報告書

12月はドイツとチェコ、そしてデンマークへ行ってきました。

ドイツの首都ベルリンでは、歴史に関わる観光スポットが多く存在し、それらを訪れたことは大きな学びとなりました。チェコも同様に歴史的建造物が点在しており、歴史を学びながら旅をすることによって教養を深めることができました。パンフレットに詳しい歴史の背景が説明されているので、持ち帰ってコレクション、復習をしています。
もう一つ学んだこととして、どの国の人も親切だということがあります。ドイツやデンマークでは道に迷ったり、公共交通機関の使い方がわからなかったりと問題が多発したのですが、皆親切に教えてくれました。

スウェーデンでは生活にも慣れてきました。

12月は、基本的に雪が積もっており、道がとても滑りやすかったです。派手に転んでしまうこともあり、これは危ないと思い靴屋で滑らないものを買ってきました。結構高かったので、日本から雪を意識した靴を履いてくれば良かったと後悔しています。

授業について

最後の学期では民主主義の問題点について学習しています。民主主義や持続可能性についての話題はスウェーデン人の好きなトピックですので、多くのことを学べるように頑張ろうと思います。
また、スウェーデンでは大学の授業にもクリスマス休みがあり、12月末から年始にかけては一切の授業は行われません。日本の冬休みのようなものでしょうか。街もクリスマスの飾りつけで賑わっておりました。

留学を終えて

来る前はコロナウイルスや初めての海外で不安でいっぱいでしたが、今ではスウェーデンにきて本当に良かったと思っています。日本にいながら座学で英語を学ぶのもいいですが、実生活で英語を運用したことがないことに焦りやモヤモヤを抱えていました。実際に海外へきて買い物や旅をする中で、座学では学べない表現を覚えました。日本とはスタイルの異なる授業や試験も乗り越えられ、一つ大きな自信を身に付けたと思っています。
また、日本にいる時は何となくアジア、アフリカや西洋に分断があるように感じていました。しかし様々な人種が溶け込むスウェーデンでの暮らしの中でそのような分断意識は薄れていきました。依然は興味がなかった海外のニュースなどにも関心が向くようになり、外国人に対しての偏見のようなものがなくなっています。今では留学前に無意識とはいえ偏見を感じていたことが恥ずかしいです。