茨城キリスト教大学

2021年度リンネ大学への海外留学生 AK 10月分報告書

【スウェーデン】リンネ大学
A.K.(現代英語学科)
Linnaeus University 【SE】

2021年度 10月分報告書

到着までの様子

到着したデンマークのコペンハーゲン空港は人が多く、初めての海外だったので荷物の受け取りにまごつきました。空港と同じ建物に地下鉄があり、それに乗って学校のあるスウェーデンのベクショーへ向かいました。駅には日本と同じように切符を購入する機械がありますが、当然デンマーク語で機械を操作するので注意が必要です。もたもたしていたら現地の女性の方が丁寧に助けてくれました。地下鉄ではどこのホ—ムで待てばいいのかわからなかったのですが、近くの人に尋ねて教えてもらいました。

街の様子

地下鉄を出てすぐに感じたのですが、西洋建築がとても美しいです。自然保護に力を入れている国なだけあり、自然とその西洋の街が調和していて圧巻の景色です。様々な人種が共生しておりますが、アジア人が少ないので最初はややアウェーに感じました。

寮はべクショーの駅から徒歩で10分程、近場にはスーパーがあるため便利な立地です。部屋は一人一部屋与えられました。想像していたよりも広く、快適です。ユニットバスが部屋についていますが、洗濯機とキッチンは共有のものを使います。ベッドはありますが掛け布団と枕はないので自分で準備しなければなりません。

授業と試験について

私は1学期にSwedish Politics for international studentsという授業を、2学期にHistory and Religion in Swedenを履修しました。
Swedish Politicsでは主にスウェーデンの立法府や、福祉制度について学びました。事前に日本の政治の仕組みや福祉制度をおさらいしておくと、比較することや共通点を見つけることが出来るのでスムーズに頭に入ると思います。
History and Religionではバイキングの時代から現代までの歴史を学びます。後半は主にキリスト教の変遷に焦点が当たります。

授業にもよりますが、大体2回のセミナーと1回の筆記試験があります。筆記試験では基本的にエッセーを書きます。短期間でかなりの分量を書くためこれも大変なのですが、セミナーはより日本人にとって苦手な形式の、西洋に特有の試験形態だと感じます。事前に関連する記事を読み、その内容について教授や他の学生とディスカッションをするというものです。授業で発言をするのがとても苦手でしたが、少しずつ慣れてきました。