雪が積もり、冷え込む日も増えてきました。12月に入り、クリスマスが近づくにつれ街も賑やかになっています。今回は私が生活しているベクショーの冬について報告書をまとめていこうと思います。

こちらの12月では、大きな湖の上でアイススケートができます。ベクショーには大小様々な湖があり、寒くなりそれが凍ると、大人から子供まで天然のアイススケート場を作って遊ぶのです。こちらの雪はサラサラのパウダースノーなので、雪だるまやかまくらを作る雪遊びよりは氷が冬の主役みたいです。

ただ日照時間は短くなり、晴れ間がとても少ないです。雨でなくても、ほとんど曇りで一日中薄暗いという日も少なくありません。日照時間が少ないと体内のビタミン生成量が少なくなり、メンタルヘルスに悪影響があるようです。そのためスウェーデンではサプリメントを摂取する習慣があり、街中の薬局やスーパーなどで手軽にサプリメントやビタミン入りタブレットが購入出来ます。

大晦日にはけんちんそばを作り、寮のみんなに振る舞いました。

意外なことに、アジアンストアでなくても、どのスーパーにもアジアセクションがあり、そばやうどんが手軽に手に入るのです。 そして年越しが近くなると皆で花火を打ち始めます。これもスウェーデンの伝統的な年の越し方で、夜中にもかかわらず老若男女問わずみんな花火が行われている場所に集まります。運良くこの時も湖が凍っていたので、湖の上を走る花火を見ることが出来ました。

クリスマスや年末年始は国ごとの伝統が楽しめる季節ですので、たくさんの異文化に触れる機会に恵まれた月でした。