茨城キリスト教大学

離学時 報告書

【中国】
広東海洋大学からの留学生
ジョ イ
Xu Yi

日本にきて四ヶ月になるが喜怒哀楽はもちろんのことストレスや精神的ショックに耐えなければならないときもあった。まだ習得したわけではないが、特に会話の習得には苦しんだ。

まず、わたしが日本に来て、先進国なのに英語が通じない、英語でコミュニケーションが取れないことに驚いた。寮の隣の日本人学生は多分英語がしゃべれない、私は日本語がしゃべれない、まるでおたがいが磁石のように反発し合うこともあった。最初は何をするにも通訳が必要だった。通訳は英語科の学生。とても頼りになるなあと思いながら、世界がより身近になっていること、会話能力を上げることが大切であることを痛感した。私は、何度も自責の念にかられながら、同時に、自分でわかっているのに周囲からも会話の勉強が必要だねと言われ、悔しさをかみ締めて、日本語の会話を勉強してやるぞと自分自身を奮い立たせてきた。

それで、いろいろなことに積極的に挑戦し、交換留学生としての役割を果たそうと努力していた。華道、高校生と一緒に料理を作ること、書道などを通して、私は日本文化に触れながら、日本語力もアップした。

また、積極的に多くのことに挑戦し、他の交換留学生や日本人との交流に努めた。中学生の図書館や料理室などの見学も、とても楽しかった。この間に、会話の機会が増えていた。家族や友人と離れて過ごす日本での生活を通して、たくさんの友達を作り、たくさんのことを学び、会話能力をあげた。中国では日本語を話す機会が少ないので、読み書きを重んじる私は、話す時に周りの人と十分に意思疎通することができない。でも今、日本語の会話能力を身に付けることを目標に定め、新たな夢を描いている。

そのおかげで、今では文化や言語が分かりだし、日本人の友達とコミュニケーションができるようになると同時に、毎日の生活が楽しくなってきた。他人と通じ合えることがこんなに人生を楽しませてくれるのだということに気づかされた。私は中国とは異なった日本の文化と言語を肌で感じ、交流を通して会話能力をアップした。したがって、交流は一番良い方法だと言える。