茨城キリスト教大学

2018年来学時報告書

【中国】
広東海洋大学からの留学生
ジョ イ
Xu Yi

月日の経つのは早い。今年で私の留学生活は2ヶ月を迎えた。日本の大学で、学問の厳しさに磨かれ、勉強することはただ単なる知識の獲得、また学位の獲得だけではなく、真理を追究することであると分かるようになった。この2ヶ月間の日本留学はまた、私に日本人の習慣を教えてくれた。

私は日本に来てから、日本人が昼寝をしていない習慣を発見した。午前と午後の休憩時間は約半時間だ。非常にびっくりした。中国人から見れば、食事をした後、人は眠いから、この時に仕事をすれば効率は非常に低い。だから、昼寝をする必要がある。一方、日本人はとてもまじめで勤勉である。そのため、非常に完璧主義で、細かい部分にこだわり、仕事と勉強を完璧にこなしたいという思いがある。彼らは時間を無駄にしないで、仕事と勉強に時間をかけてほしいと思う。彼らのこのようなまじめな姿勢は、日本社会の各方面の発展に大きく貢献した。

礼儀を重んじ、日本語の中にも多くの丁寧な挨拶の言葉がある。そのため外国人は、日本人から礼儀正しさをイメージする。日本に来たばかりの頃、長い間日本のあいさつを勉強した。実は中国では、そんな多くのあいさつはない。中国人は「触らぬ神に崇りなし」と思っている。それで、できるだけ簡素化する。私は日本人の友達にこの件について聞いた。彼女は「日本人グループの調和を守るために、常に相手の気持ちを気にする。その考えも常に言葉で表現される」と言った。

日本人はマスクを着けるのが大好きだ。日本衛生材料工業連合会の統計によると、去年の日本全国のマスクの生産量は49億個を超えた。日本の人口は1億2千7百万人で、平均一人の日本人は39個のマスクを持っていた。消費面では、日本の国民平均は毎年2億3千万ドルでマスクを買う。
授業中にマスクをつける学生を見たとき、びっくりした。実は中国人は公衆の場で、特に教室や会議でマスクをつけない。マスクをつけるのは失礼だと思われている。話すときに相手の目を見ていると同じように、人と付き合っているときはマスクをつけないことが好きで、その人はもっとリアルな感じがするからだ。しかし、日本人は風邪を引きやすいため、他の人にも伝染させたくないと思う。これはとても礼儀正しいことである。また、日本は花が多いから、花粉症の人もたくさんいる。

日本人に対する理解はまだまだ一角しかなかったが、何より自分の目を通して、異国文化に対する勉強ができて、また自分の頭で分析し、知識を吸収することができて非常に良かったと思う。