茨城キリスト教大学

離学時 報告書

【中国】
広東海洋大学からの留学生
カ シエ
He Siying

私は8月に帰国する予定です。今までお世話になりました。この4ヶ月間、とても楽しかったです。一生忘れられなく、素晴らしい思い出だと思います。

まず、勉強面で、日本の授業と試験の形式は中国と違って、日本のほうが学生の自主能力を求めるのだと思いました。レポートと発表に対して、最初は抵抗感を持ちましたが、今は楽しみの気持ちに変わりました。

次に、先生や日本人の学生などの方々が留学生の私を可愛がってくれたと感じました。いつも日本語の上手ではない私の話しを辛抱強く聞いてくれたり、文法を教えてくれたり、色々な話しを聞かせてくれたりして、私の存在は邪魔な物ではなく、むしろ焦点である人だと感じさせてくれました。さらに、他の国の留学生との出会いは何とも言えない嬉しさでした。こんなに多くの外国人の友達を持つのは、以前は夢でも想像できなかったことで、今回の留学を通じて、私たちがつながるようになりました。

大変だったことはほとんどありませんが、強いて言えば、食生活かもしれません。中国では、豆や野菜や白木耳などの食べ物を食べていますが、日本ではなかなか食べられず、ちょっとだけ慣れませんでした。しかし、日本で乳製品と魚を満喫しました。

今回の留学を通じて、真心と笑顔の大切さが分かりました。真心を持って自分から他の人を感化し、人と付き合いさえすれば、宝物である友情が生まれると思います。毎日、笑顔で挨拶し、他の人にいい気持ちを与え、自分もその笑顔から力をもらいました。この二つのことは、学校で、教科書で学べるわけではなく、実際に多国間の交流をしたうえで、わかったことです。

帰国した後、大学院入試に本腰を入れる予定です。今回の留学の知識を生かして、日本語の研究に取り組みたいと思います。今は力不足かもしれませんが、努力すれば、夢が実現できると思います。皆さんも、自分の夢に向かって頑張ってください。中国で応援しています。

皆さん、さようならパーティーを開いて貴重な手紙をくれて、ありがとうございました。もし、中国に来たら、ぜひ連絡してください。