茨城キリスト教大学

離学時 報告書

【韓国】
明知大学校からの留学生
チョ ギョンソン
Cho Kyeongseon

いつも時間が過ぎるのは遅いなと思っていたが、日本にいた時間は思ったより早かったと思っている。半年だったので更に早く感じているのかも知れない。茨キリでの留学は楽しかった。

授業の難易度は普通だ。日本語が聞き取れないと難しいけど、JLPT2級だったら普通に授業についていけると感じた。授業の中で「日本語教育概論」という授業があった。これが私にとっては最高だった。内容も勉強になったし、先生も優しくて聞きやすかった。授業が楽しいのは本当に久しぶりだった。機会があったら他の授業もとってみたいと思われる授業だった。他の留学生にもおすすめしたい。

留学をして一番良かったのは、いい人と出会う機会になったことだ。先生たちもそうだし、日本人の友達、他の留学生、みんなに会えてよかったと思っている。一緒にいて楽しかったし、頼りになった。他にも良かった点があった。日本の生活を近いところから見て、体験することができた。日本人の考えや、話し方、服、髪型、化粧なども見ることができた。最後に、私の独立性が高くなった。一人暮らしを始めて経済観念も変化したし、何か問題があったら一人で解決するようになった。

留学して大変だったこともあった。食べ物が大きな問題だった。料理を作るのが嫌だったので問題になった。おかずを買って食べるのも毎日は無理だし、韓国のおかずと違ったのでもっとそうだった。それと、寂しかった。親しい友達と会うことも難しいし、家族と会うこともそうだった。環境が変わることだけでも大変だったのに、慣れている人がいないのは寂しかった。

でも、この学校に来て奨学金ももらったし、寮費の支援もあったので、経済的な負担が少なくなったのは本当にありがたかった。東京にある大学はもっと楽しいかなと思う時もあったが、茨キリもいい大学なので大丈夫だった。もちろん遊べるところが少ないし遠いけど、大学の近くに海があるのは珍しいと思った。韓国では海を見たくても遠くて、すぐ行ける場所じゃなかった。でも、ここでは海に行きたかったらすぐ行けたので嬉しかった。

留学が始まったときは帰りたかったし、後悔もした。でも、留学が終わりかけている今は、少し大変だった時もあったが、様々ないい人とも会ったし、いい経験もして、来てよかったなと思っている。