早期から自己理解を深め、納得のいく進路選択に向けて、3年生を対象に「仲間と準備する就活オールインワンプログラム」を開催しました。
「会社選びを考えるワーク」では、実際に自分が就職先に求めることを1位から3位まで順位づけし、その理由を言語化。自分にとって大切にしたい価値観を明確にすることで、企業選択の軸を考えるきっかけとなりました。
「自己分析」では、強みチェックシートを用いて自分の強みを視覚化し、結果を裏づける具体的なエピソード・体験を振り返ることで、どのように強みをアピールしていくかを学びました。
「観る・聴く・話す 面接体験ワーク」では、学生が「面接される人」、「面接官」、「観察者&タイムキーパー」の3つの役割を体験しました。面接でよく質問される「自己PR」や「ガクチカ」を伝えることの難しさや、視線・表情・話し方への意識の重要性を体感していました。「面接される人」の多くは、自己分析で得た自分の強みを実際に言葉で伝えることに難しさを感じながらも、表情や視線を意識して工夫しながら質問に答えようとする姿が見られました。一方で、「面接官」を担当する学生は、相手の良さを引き出すためにはどのような質問をすればよいのか悩む様子も見られ、面接の難しさを多角的に体験する機会となりました。
プログラムを終えた学生たちは、それぞれの気づきや学びを胸に、これからの就職活動に向けて一歩ずつ前進しているかのように感じます。今回の経験が、自分の可能性に気づくきっかけとなり、前向きに就職活動へ取り組む力となることを願っています。