茨城キリスト教大学

看護学科:「教職実践演習(養護教諭)」の授業風景

養護実習を終えた4年生は、実習の時に課題を感じた場面を振り返り、不足している力を見つめ、研究します。

  一度に多くの児童生徒が保健室を訪れた場合にも、実習先で指導してくださった養護教諭のようにあたたかく迎え入れ、かつ正確に対応できるようになりたい、という課題を具体化したロールプレイングです。学生は交替で児童役、養護教諭役を担当します。自分達で場面を設定して演じ、お互いに意見や感想を交わすことを繰り返しながら、目標に向かって研究していきます。
 前期はオンライン授業だったのでこのような演習ができませんでした。授業後、学生は「実習に行く前にこんな授業があったらよかったのにね」と話していましたが、実習校で学ばせていただき、課題を感じ、もっと学びたいと願うようになったから、学びが深まったのだと思います。
 コロナ禍にもかかわらず、実習を受け入れ、学生の「学び」の姿勢を育ててくださった小・中・高等学校の皆様に感謝申し上げます。