Student’s Voice
瀬戸 桃花 さん
児童教育学科 幼児保育専攻(現 幼児保育コース)4年
福島県立 湯本高校(現 いわき湯本高校) 出身
実習での失敗を転機に高めた 保育士をめざす意欲
2年次の幼稚園実習での責任実習は、細かく保育指導案を作成して臨んだものの、子どもたちの興味を引き出せませんでした。力不足を感じて落ち込む私を立ち直らせてくれたのは、実習中の園児との様子を見てくれていた先生の「今日は思うようにいかなくても、保育者としての適性があると思う」という一言。その励ましを信じ、好きな造形表現はもちろん、その他の科目も納得がいくまで取り組み、失敗からも学び取ろうと保育士になる意欲を高めていきました。
Advice from my teacher...
保育に求められる制作を超えて 意欲的な造形表現
1年次から造形表現への関心が高く、授業以外の時間も制作に取り組んでいました。3年次に私のゼミに加わってからも、その意欲が衰えることはなく制作し続けました。テキストに書かれた作り方に自分なりの工夫を加えるなど創作性も表れてきた一方、保育の現場で活用するには細部にこだわりすぎることが心配になるほど。ただその地道な姿勢で他の科目にも取り組んできた積み重ねが、学業優秀賞受賞につながったのだと思います。