茨城キリスト教大学

幼児保育専攻:茨城県子宮頸がんセミナーを開催しました

2022年度茨城県子宮頸がんセミナーを開催しました。

2022年12月14日(水)、本学で茨城県「子宮頸がんセミナー~ハタチからの子宮頸がん検診~」を開催しました。
茨城県では、県内の20歳代女性の子宮頸がん検診の受診率が他の世代に比べて低いことを課題として取り上げられており、例年、各大学等でセミナーを開催しています。

今年度は一般社団法人シンクパール代表理事の難波 美智代様を講師に迎え、保育者を目指し、母子の健康促進や保健活動を学ぶ本学幼児保育専攻3年次の学生80名に、子宮頸がんの体験や検診、女性ならではの健康リスクに関するご講話をいただきました。

受講した学生たちは、「生まれてくる命よりがんになる人の方が多い」、「2人に1人ががんになっている」という事実に驚愕したことや、
「自分は大丈夫だと思い、ワクチン接種や子宮頸がん検診を受けてこなかったが、健康なうちにしっかり検診を受けようと思った」
「男性側も自分は関係のないことだと決して思わずに、大切なパートナーと未来のためにも関心を持って過ごしていく必要があると思った」
などと感想を述べました。

当セミナーを受けて子宮頸がんを自分事として捉え、がん予防に前向きに取り組みたいという意見が多く挙がり、今後のライフプランやキャリアを改めて考えるきっかけにもなったようです。
今後も茨城県と連携をしながら、がん予防の啓発活動を行っていきたいと思います。
 
当セミナー概要

開催日  20221214日(水)
主 催  茨城県
講 師 一般社団法人シンクパール代表理事 難波 美智代 様
テーマ 「茨城キリスト教大学×女性からだ会議~大学生から考える若い世代のがん予防」