茨城キリスト教大学

児童教育学科 :託児スペースづくりにチャレンジ!

起業支援や地域交流の場として、大甕駅からほど近い場所にこの春オープンしたマイクロクリエイションオフィス『micakel(ミカケル)』。
コワーキングスペースやシェアオフィス、シェアキッチンを備えています。

micakelでは、ママたちの支援もテーマの1つとしており、子どもを連れて利用できるワーキングスペースの準備を進めていらっしゃいました。

そしてこの度ご縁があって、本学の清水ゼミの4年生が、このシェアオフィスの託児スペースをゼロから作らせていただくことに!

どうしたら、子どもにとって安全で楽しく、大人のスペースも乱さない、そんな素敵な空間が作れるか・・・
しかも予算内で納めないといけません。考えることがたくさん!
学生たちは、これまでの実習の経験や、今回の準備のために調べた他の託児スペースの例などを参考に、micakelに提案。担当者の方と会議やメールでやりとりを重ね、本当にがんばりました。

マイクロクリエイションオフィス『micakel(ミカケル)』

そして、出来上がった託児スペースがこちら!

①おもちゃや絵本は託児スペースの外に設置

託児では0~2歳という幅広い年齢の子どもが利用する予定です。
必要なものを必要なときに託児スペースに持って入ることで、どの年齢の子どもでも安全に過ごすことができます。

また、おもちゃや絵本を1つひとつ持ってくることで、いろんなおもちゃに目移りせずに、子どもたちが集中して遊べるようにと考え、このような配置になっています。 

託児スペースの外に設置

様々な種類の絵本

②安全対策はしっかりと

下の写真にもあるように、この託児スペースは引き戸になっています。引き戸は開け閉めの際に、子どもたちが指を挟んでしまう危険が!
引き戸の下に挟んである水色のものは、引き戸を開け閉めできないようにするストッパーです。

そして、大事なコンセントカバー。
動物のキャラクターなど、かわいいものがたくさん売っているコンセントカバーですが、あえて地味で一体化して見えるものをセレクト。
子どもたちの気を引いて触ってしまうことがないように配慮しています。 

引き戸ストッパー

コンセントの安全対策

③壁面飾りは大人も子どもも楽しめるように

画用紙や折り紙で作成した壁面飾り。託児スペースがある場所は、コワーキングスペースと続いた1部屋。
よくある保育所の壁面のような、動物やキャラクターものだと少し浮いてしまいます。

このお花は、実は裏にマグネットがついていて、いろんな場所に移動してくっつけて楽しめるんです。(撮影時、壁面のマグネットボードが間に合わず、マスキングテープで止めています)

子どもたちがお花の場所を変えて楽しめ、大人も季節のカラーで癒される・・・
そんな空間を目指した壁面の工夫です。
 

素敵な託児スペースが大活躍

先日、micakelで行われたひたち若者かがやき会議主催のイベント『ひたち子育て座談会~コソダテノイト~』で、初利用されました。
もちろん託児も学生たちが大活躍。
子どもたちも、とってもご機嫌で、楽しい時間を過ごしてくれました♪

当日の様子